健康の話 ー(2)
伊豆高原青い風の自然健康宿泊パック

自然治癒力とは

自然治癒力とは外からの力である医療等によらない、生体内部に自ら備わってい
る、ケガ、病を治癒し、病を防止する機能、能力を言う。外部から常に侵入の機会
を狙っている細菌、ウィルスから身を守り、変質細胞の体内発生がないか常に監視
し排除する自己防衛機能と、ケガ、病を自らの体の力で治癒する自己再生機能から
成り立っている。ケガ、病で医療にかかったとしてもそれは治癒への足がかりで
あったり、補助的な役割を果たしているもので、決して医療の力そのものが治癒の
全課程をなし得るものではなく、結局、治癒は自分の力である自然治癒力に待たな
ければならない。もちろん、通常の自己修復の限界を超えた切創、骨折、炎症等の
治癒には医療は欠かす事の出来ないものであるが、それでもこれを有効に生かすの
も、生かさないのもその人の自然治癒能力にかかている。概して自然治癒力の高い
人は回復が早い。残念ながらこの自然治癒機能の力は万人に等しく備わっているの
ではなく、人種間、年齢別に質的にもかなりの差が見られ、個々人においてもかな
り差があると見なければならない。
切創の治癒過程を見ると、まず、患部の出血の凝集
と血管収縮による止血に始まり、マクロファージに
よる壊死細胞組織の取り込み、これに呼び起こされ
た繊維芽細胞によるコラーゲン繊維の創生、血管新
生、毛細管発達から患部組織の安定、そして皮膚が
つながり、やがて場合によっては何処が切創部位か
判別困難な迄に修復される。この一連の修復過程で
医療の担う部分は患部の滅菌、止血補助、縫合、そ
して、化膿防止補助ぐらいのもので、後は一切、

(左)赤血球 (中)血小板 (右)白血球
身の力である自然治癒システムの自己再生機能による。骨折では、まず骨折部を中
心に血腫の形成から始まり、毛細血管の侵入、肉芽細胞の形成、類骨組織の形成、
カルシウムの沈着からしだいに成熟骨への進展し、そして骨瘉合となり、更に機能
的に修復が進みついには折れる前よりも太く、強力な骨の形成に至る。この骨折修
復に至ってはそのほとんどが自身の力である自己再生機能によるもので、医療の担
う所は患部を固定するための添え木をする事と骨の形成を促進するための栄養剤の
投与ぐらいであろうか。
治癒の出発点においては医療は重大な役割を担うが、それでも患者自身の健強な自
然治癒力がなければ投薬も、手術も無力になってしまう。適切な医療と健強な自然
治癒力の両輪がかみ合って初めて治癒が始まり治癒が完了する。この極めて当たり
前の事を今日、多くの人は見落としているのではないか。
生体のあらゆる機能は使わなければ弱体化する、些細な事でも全て医療と薬に頼り
切っていては自然治癒力は活性を失う。人類の誕生以来、気の遠くなる様な長い年
月をかけて養い、構築させて来た神秘的な迄のこのシステムに勝るケガ、病からの
治癒法はない。原始の人達はほとんどこの力だけで立ち直り、種を維持して来
た、
自然治癒システムに勝る名医は他にない。
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