*券売機券・印発券のミス*

印刷式券売機券や印発券のミス券は、機械の不調や設定ミス・用意した印版の誤記などが主な原因です。
常備硬券・常備軟券のミス券とは事情が違うため、ミスの内容如何に関わらず別枠で展示しています。


・機械の不調


上段はスミインク式券売券。
新宿の券は印板の傾き、久我山の券は印板のズレ、浜松町の券はズレが酷く金額も区間も判別出来ない。
下段はサーマル式券のズレだが、これは試刷りの時に発生した物と思われる。


券紙の送り量ががズレた券、新橋と寺田町の券は、券面下部注意書きが券面上部にずれ込んでいる。
梅田の券はズレが酷くなり、駅名表示にまで割り込んでいる。



券紙の送りと切断がズレて通常より大きくなった券。横浜の券は次の券番まで表示されている。


前項とは逆に通常より小さくなった券。

・印版の誤記
→拡大図
加越能鉄道加越線のスミインク式券売機券。
着駅の「柴田屋」が「田屋」になっている(拡大図参照)。

・注意書きの誤り

小坂鉄道小坂線のサーマル式券売機券。
券売機の制約上、注意書きが「発売当日限り下車前途無効」で固定となっているが、乗車できない入場券では「下車前途無効」は誤り、乗車券では発売当日以外は途中下車出来る事になってしまう。


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