*券紙のミス*

印刷時に券紙の取扱を誤ってしまったミス券です。
全く気にせず使用されている場合が殆どです。

註:戦前や戦後直後などに見られる、規則上使えなくなった余剰の券紙等をそのまま、若しくは裏返して意図的に使った所謂「流用券」は、規則上「ミス」では無いため、ここでは扱いません。


*裏面印刷
券紙の裏表を間違って印刷したミス券です。従って地紋は裏にあるため通称「裏地紋」と呼ばれています。
しかし、表面が無地紋でも違和感を感じないのが不思議です。



五所川原発行(上段)と鶴橋発行(下段)の裏地紋ミス券。


*使用券紙間違い
使用すべき券紙(地紋色)を間違ったミス券です。
規則を知らないと解らないので見過ごしやすく、またミス券としてはあまり面白くありません。



本来宇高ホーバー券は「淡緑色地紋」だが、これは誤って「赤地紋」が使用されている。


大井川鐵道本線用乗車券は「淡緑色地紋」だが、誤って井川線用の「黄地紋」が使用されている。


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