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雨天でも遊べる場所

 旅先で雨に降られるとお手上げですね。子供連れの場合はなおさらです。だからといってあきらめて帰るのでは子供のフラストレーションは納まりません。そういう時のため「雨降りでもOKの遊び場」を紹介します。なお屋根のある施設となると有料のところが多く、「安い、無料」という本HPの趣旨からは離れます。まあ緊急避難の費用と考えて下さい。

西伊豆
1.伊豆三津シーパラダイス (沼津市三津)
 水族館の大部分(ラッコ舘を除く)とイルカ・アシカなどのショー会場には屋根があるので傘をささずに見物できます。三津シーパラダイスは伊豆で最も歴史のある水族館で300種、2500点の魚がいます。セイウチやアシカなどの海獣類、イルカやシャチなども身近に見ることができます。特色はイルカやアシカのショーが充実していることで、吉本興業と提携した「お笑いアシカショー」が評判になっています。入園料は大人1900円、子供(4才〜中学生)950円です。インターネット割引券を使うと大人1500円、子供750円で入園できます。

2.あわしまマリンパーク (沼津市内浦重寺)
 あわしま(淡島)という一つの島全体を使って水族館やイルカ、アシカのショー会場、プール、ホテル、湾内遊覧船発着場などの施設が作られています。島に渡るにはロープウエイを利用します。海の上を渡って行くロープウエイは一見の価値あり。ロープウエイは島の山頂に着くので、そこからは展望エレベーターで地上に降ります。水族館やイルカ・アシカのショー会場には屋根があるので基本的には濡れずに見物できます。雨天の日はドッグショーはないそうです。また島を一周するには傘が必要です。入園料は大人1800円、子供900円。インターネット割引券を持って行けば大人900円、子供450円になります。

3.らんの里・堂ヶ島 (西伊豆町)
 温室と屋外のガーデンを巧みに配したらんの植物園です。大小9棟の温室とそれらをつなぐ回廊からできており、雨天でも見ることができます。洋らんの見られる植物園が伊豆にはいくつかありますが、「らんの里・堂ヶ島」は最も歴史が長く、規模の点でも最大です。入園料は大人1300円、中学生以上は650円、中学生以下の子供は無料です。
 またらんの里・堂ヶ島の建物の3階には「加山雄三ミュージアム」があります。お父さん、お母さんにはこちらの方が興味があるかもしれませんね。入場料は大人720円、子供は無料のようです。

中伊豆
1.酪農王国・オラッチェ (函南町)
 酪農や有機農法について知ってもらうため、第3セクターによって運営されている施設です。牛乳やビールを造る工場があり馬、牛、羊、うさぎなどの家畜も見ることができます。レストランと酪農製品のショップも併設されています。また有料になりますがアイスクリームやバターの手作りに挑戦するコーナーもあります。入場は無料です。

2.伊豆洋らんパーク・トロピカリウム (大仁町)
 洋らんやサボテンなどが見られる一種の植物園です。トロピカリウムという植物園は5つの繋がった温室ですから、雨が降っても見物できます。入園料は大人1200円、小学生600円です。

東伊豆
1.天城高原ベゴニアガーデン (伊東市)
 球根ベゴニアは欧米で「花の女王」と言われているそうです。原産地はアンデスといわれ、天城高原の気候がベゴニアの栽培に適しているそうです。このため天城高原ベゴニアガーデンには1年を通じて色鮮やかなベゴニアが咲いています。全ての施設は温室内にあり、雨天でも濡れずに見物できます。入園料は大人1000円、中学生以上700円、小学生は500円です。

2.熱川バナナ・ワニ園 (東伊豆町)
 ワニとバナナをテーマにした熱帯植物園です。子供は当然ワニを怖がりますが、その反面、怖いもの見たさの気持ちも強く、ひとたび園内に入ればスリルを楽しんでいるようです。ワニがいて熱帯植物がある本園と、バナナが植えられてレッサーパンダがいる分園に分かれています。本園と分園は距離が離れていますが、専用バスが運行されているので不便さは感じません。どちらも温室だから雨が降っても大丈夫です。分園にはトロピカルフルーツが食べられるパーラーもあります。入園料は大人1000円、4才以上中学生までは500円です。

南伊豆
1.下田海中水族館 (下田市)
 海の中に作られたアクアドームという水槽を中心にした水族館です。アクアドームの中には50種、4000点の海の生き物がいるそうです。海上ステージではイルカのショー、アザラシプールではアザラシのショーが見られます。ラッコハウスでは1日数回ラッコの食事(貝割りなど)を見ることができます。またこの水族館の呼び物は海に入ってイルカと一緒に泳ぐ「ふれあいシュノーケリング」を体験できることです(別料金)。入園料は大人1700円、子供900円。インターネット割引券を利用すると大人は1400円、子供は700円になるそうです。

 

 

体験と成長 (体験させよう)

    日の入り     お山の上で

 「生まれてから一度も日の出や日の入りを見たことがない」という小中学生が過半数を越えたという記事が、最近のサンケイ新聞にありました。川村女子大の斉藤教授が、関東・東北の小中学生3,288人を対象に調査したところ、日の出、日の入りを見たことがない子供が都市部で52.6%、郡部で45.9%にのぼったということです。その他「海や川で魚釣りをしたことがない」「自分の背よりも高い木に登ったことがない」という子供が4割強あったそうです。この数字は前回調査(平成12年)より増えており、今後も増加する傾向を示しているということです。

 更に「木の実や野草を取って食べたことがない」「涌き水を飲んだことがない」という子供が都市で約60%、郡部で約50%あり、また日常生活においても「生まれたばかりの赤ちゃんを見たことがない」約50%、「自分の服を洗濯したり干したりしたことがない」が約44%、「包丁やナイフで果物の皮をむいたことがない」21.5%と続きます。現代ッ子は自然や人間の営みに関する体験がかなり貧弱なようです。年齢の違う人と触れ合うこともなく、お手伝いもせず、衣食住全般についての体験が不足していることを物語っています。

 一方、「家にいるのが楽しい」「学校に行くのが楽しい」という回答は自然体験の豊富な子供に多く、生活の満足度と体験の豊富さには関連性が見られるということです。

 なぜでしょうか?人間は体験を通じて成長します。成長とは自分を客観的に認識できるようになることです。自分を相対的に捉えるには比較する対象が必要です。世代の異なる人と交わったり、自然と対比してみたり、お手伝いしたり、という体験が成長には不可欠です。体験とは痛さを学ぶことです。食べるものがない、という体験をした子は食べ物のありがたさがわかります。飢えている人の辛さもわかります。

 「日没なんかテレビで見ても同じ」と思われるかもしれませんが、それはちょっと違います。日没を見るにはそれなりの準備が必要です。日没時間を調べ、その時間までじっと待つガマンも必要です。テレビなんか見ていたら日没は見られません。また雲が出れば日没は見られません。こういう面倒さに耐える自制心も必要です。でも実際の日没が見れたら、その子は地球の回転を見たことに気づくでしょう。時間についても何かを考えるかもしれません。そのまま空を見ていると星が出てきます。この広い宇宙では地球でさえONE OF THEMに過ぎないことがわかることでしょう。

 近ごろは勝手に木登りもできません。子供の体験はますます貧弱になるばかりです。知るべきことを知らないのは子供の罪とはいえません。木登りや包丁の持ち方を教えてやらなければなりません。手伝いもさせてあげましょう。これは学校では教えてくれません。親が子供と本気で遊ばなければならない時代が来たようです。

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