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2003年

5.29
 
空港などでSARSのチェックのため乗客の体温を測定している風景をTVでよく見ます。係官は乗客と少し離れて相手の体温を測っています。どうして離れた場所から相手の体温を測れるのでしょう。放射温度計を使っているからです。温度を持つ物質は、その温度に応じた赤外線を出しています。人の平均体温36.5℃を波長に換算すると9.36ミクロンです。SARS患者の体温38℃の波長は9.32ミクロンです。つまり赤外線の波長がわかればその人の体温を知ることができるわけです。赤外線は電磁波(電波)だから離れた場所でも受信できます。放射温度計は相手に接触せずに温度を測れるのです。 

5.26
 
5,23の項に書いた二人の容疑者のように相手を裏切る必然性があり、裏切った結果、両者が損してしまう状況を「囚人のジレンマ」といいます。相手を裏切らなければ自分だけが損するので、この両者には相手を裏切る必然性があるのです。現実にこのような状況は我々の身近にも見られます。Aという国が軍備を増強すれば、その隣にあるB国も軍備を増強するでしょう。A国が戦争を仕掛けてこない保証がないからです。この結果、軍拡競争が起こりA国もB国も疲弊してしまいます。つまり自分の利益を最大にしようとした結果、全体として最悪の結果につながってしまうわけです。価格競争や環境問題でも同様なことが起ります。これを防ぐには軍拡や価格競争を規制するしかありませんが、それが難しいのは北朝鮮の例でおわかりの通りです。

5.23
 
AとBという二人の容疑者が取り調べを受けています。二人は共犯ですが別々の取調室に入れられています。犯行を自供すればそれぞれが5年の刑です。二人とも否認すれば無罪になる可能性があります。一人が自供し、もう一人が否認した場合、自供した方は1年の刑に軽減されますが、否認した方は悪質と見なされ10年の刑になります。最も有利な選択は二人とも否認することです。無罪になる可能性があるからです。この二人は容疑を否認するでしょうか。答えはブーブーです。もし相棒が自供したら10年の刑を受けてしまいます。そんな危険を侵すより、自供すれば5年の刑で済みます。もし相棒が否認していたら1年の刑で済んでしまいます。二人は自供するでしょう。これはゲーム理論の「ナッシュ均衡」という理論の例題です。最大の利益と最小の損失をテンビンにかけると一つの均衡が生まれるというものです。

5.21
 
放射線は遠赤外線と比べ波長のはるかに短い光です。波長が短いため身体を突き抜けることができます。レントゲン撮影ができるのはレントゲンに使われるX銭が体を透過するからです。放射線が身体を突き抜けると身体の分子に電離作用が起こります。高レベルの放射線は身体の細胞を殺し、細胞の成長と分裂を阻害します。原子爆弾が恐ろしいのは細胞にダメージを与えるからです。一方、がんに侵された細胞に放射線を与えるとがん細胞を殺します。DNAを切断し、がん細胞の増殖・成長を妨げます。がん治療に放射線が使われるのは、若干の副作用より、がん細胞の除去を優先するという考え方です。放射線は本来危険なものですが、医療にも役立っているのです。

5.16
 
「戦争になればソウルもピョンヤンも消滅です。北朝鮮との戦争など起こるわけがありません。」こう考えている韓国人が多いようです。韓国が進めている「太陽政策」はこういう考え方が背景にあるのかもしれません。一方、米国人は「こんな無法を許してはシメシがつかねえ」という立場です。日本は「戦争反対。だけどミサイルを射ち込まれるのはイヤ」というあたりでしょうか。どの考えが正しいかは歴史の審判を待つしかありません。韓国の政策は融和策、米国は対抗策と言えるでしょうか。賛同者は50%づつに分かれるかもしれません。ところで日本の政策は何と呼べばいいのでしょう。なにしろ「あれもイヤ、これもイヤ」と言っているだけですから。

5.12
 
SARS(新型肺炎)が猛威をふるっています。SARSの原因はウィルスのようです。一般的なウィルスは大気中では数分間しか生きられません。紫外線や熱に極めて弱いためです。ウィルスはくしゃみなどの飛沫感染によって人から人に直接伝わります。こうすれば大気にさらされる時間は短くて済むからです。飛沫感染を予防するにはマスクが効果があります。また衣類や寝具を太陽光で干すのも感染予防には効果的です。太陽光に含まれる紫外線がウィルスを退治してくれるからです。書類などは一旦コピー機を通すという方法もあります。コピー機の紫外線ランプがウィルスを殺してくれるからです。(注:SARSウィルスは空気中でも24時間程度生きているようです。)

5.8
 
寝つきが悪い、よく眠れない、という不眠症に悩む人が多いです。眠りを妨げる要素にはストレスや動脈硬化、高血圧などがあります。原因が病気の場合は別として、心配ごとのために眠れなかった経験はどなたにもあると思います。心配ごとを忘れてしまえば眠れるでしょうが、それが簡単にできないから苦労するわけですね。不安や心配は交感神経を高ぶらせ、身体に興奮・緊張状態を作り出します。興奮・緊張状態を緩和させるのは副交換神経の仕事です。副交感神経は身体を弛緩・沈静する働きがあるのです。そして副交感神経の働きを高めるにはマイナスイオンが有効とされています。山や高原に行くとよく眠れるのはマイナスイオンが多いからです。最近はマイナスイオンを出す寝具も商品化されています。(「マイナスイオンとは」を参照下さい)

5.6
 
人間は1日の1/3を寝て過ごします。眠ると血圧や脈拍が下がり、呼吸が遅くなり、体温も下がります。筋肉も弛緩して身体の代謝量は20%程度下がります。特に脳は外部の刺激に対する反応が落ちてきます。睡眠にはレム睡眠といわれる浅い眠りと、ノンレム睡眠といわれる深い眠りがあり、健康な人の場合はレム睡眠とノンレム睡眠を一定時間ごとに繰り返します。8時間眠る場合、2時間がレム睡眠、残りの6時間がノンレム睡眠であるといわれます。寝不足が続くと脳にダメージが加わります。脳が壊れると人は死んでしまいます。人間が生きていくためには眠りが必要なのです。

5.2
 
美しい5月です。「春宵一刻、値千金」ですね。したがって「春眠暁を覚えず」になりがちです。「眠り」を広辞苑で調べると「身体の動きが止り、外的刺激に対する反応が低下し、意識もなくなるが、容易に目覚める状態」とあります。容易に目覚める状態、というのがいいですね。目覚めないと大変なことになります。ところで人間はなぜ眠るのでしょう。眠りは大脳の休息です。大脳皮質は身体の中で消耗の最も激しい部分です。一定以上働くことができません。コンピューターのメモリーが満杯になるのと同じです。眠っている間に破損した細胞は修復されます。また不必要な記憶を削除したり、必要な記憶を整理したりします。不快なこと、イヤな記憶が薄れるのは睡眠のおかげです。コンピューターでいうデフラのようなものですね。

5.1
 
社会的に認知されている説を定説、まだ認められていない説を仮説といいます。アインシュタインの相対性理論も最初のうちは仮説でした。電磁波は昔は粒子と考えられていましたが、近代になって「波」であるというのが定説になりました。そして現在では波と粒子の両方の性格を併せ持っているというのが定説です。つまり定説とは社会的な認知度の高い説のことであり、真理とは異なるものです。乳幼児に母乳を与える方がいいか、ミルクがいいか。仰向け寝がいいのか、うつぶせ寝の方がいいのか、などについても定説はめまぐるしく変化しています。定説というだけで正しいものと早合点せず、冷静に判断することが大切です。

4.25
 
紀元前1500年頃の地球人口は8,000万人程度だったようです。西暦1年頃になると世界人口は16億人に増えています。1,500年の間に15億人増加したことになります。西暦2000年の総人口は80億人です。2000年の間に64億人も増えているわけです。さらに2025年には地球人口は100億人に達するといわれます。わずか25年の間になんと20億人も増加することになります。ちなみに我が国の場合、江戸時代初期の人口は約1200万人と言われます。それが明治の初めには3200万人に増えています。300年間で2000万人増えたわけですね。現在の人口は1億3000万人ですから、明治から120年の間に1億1000万人も増えたことになります。地球の人口は激増しています。

4.23
 
モノを燃やすことが環境汚染につながるとは必ずしも言えません。人間は昔から火を燃やしてきました。火によって暖をとり、火で食物を調理してきました。人間が他の動物より秀でた点は火を使うことができたからです。我々が夕食に魚を焼く煙が環境を汚すわけではありません。その程度の煙は自然が浄化してくれるのです。問題は人間が増えすぎたことにあります。地球人口はもうすぐ100億人になります。極端な例ですが100億人が夕食にサンマを焼けば大気にも若干の影響を与えるかもしれません。「数は力」なのです。それから自然に存在しない物質が増えました。化学的に作られた物質は燃やすと有害ガスを出すものが多いのです。枯れ木を燃やすのと塩化ビニールを燃やすのとでは煙の成分が異なります。100億人が塩化ビニールを燃やせば環境が破壊され、地球上の生命は深刻な影響を受けるでしょう。

4.21
 
酸性雨や地球温暖化の増加・進行は廃棄物の焼却も大きな要因です。これまでの廃棄物処理は減量化が大きな目的でした。ごみは小さくして捨ててしまえという考え方です。減量するには焼却が一番です。灰になれば大きなごみも小さくなります。焼却灰は地面に穴を掘って埋めてしまえばやがて土になるという考えです。ごみを燃やすとダイオキシンが発生することに気がついたのは最近のことです。ごみを燃やすと地球温暖化ガスのCO2が発生することに気がついたのはもっと最近です。単に燃やすだけではごみ問題は解決しないと世界中の人々が気がついたのです。環境を汚さない「エコロジー」の考えが広がり始めました。

4.18
 
車の排気に含まれる窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)は酸性雨の原因物質でもあります。NOxやSOxは大気中の水蒸気と反応して硝酸や塩酸に変わります。塩酸や硝酸は劇薬ですが、酸性雨はこういう物質を含んでいる雨なのです。酸性雨は海や川の生物を殺します。小さな魚などはひとたまりもありません。小さな魚がいなくなった川には大きな魚も住めません。また酸性雨は森を枯らします。森の木がある日突然一斉に枯れるのです。酸性雨が木の抵抗力を弱めるからです。酸性の強い水はもちろん健康にもいいわけがありません。

4.16
 
車の排気には二酸化炭素(CO)や窒素酸化物(NOx)が含まれています。これらは温室効果ガスといわれます。地表の温度は温室効果ガスによって一定に保たれていますが、温室効果ガスが過多になると地表の温度がどんどん上がります。地表の温度は今後100年間のうちに3℃上るといわれています。地表の温度が3℃上がると極地の氷が溶け海面が1m上昇するそうです。地球温暖化によって海抜の低い陸地は海に沈みます。農地の砂漠化も進むようです。地球人口は今後20年のうちに100億人に達します。地球温暖化による食料危機が心配されています。

4.14
 
大気を汚染する原因として車の排気ガスがあります。石油燃料を使うエンジンはCO(二酸化炭素)やNOx(窒素酸化物)を排出します。またディーゼルエンジンは粒状物質を排出します。粒状物質はぜんそくの原因となり、COは地球温暖化の原因となります。「エコ・カー」は一昔前まではエコノミー・カーを指す言葉でした。つまり小型で燃費が安い車のことです。最近ではエコ・カーというと低公害車をさしています。二酸化炭素や窒素酸化物の排出量が少ないエコロジー車です。同じエコ・カーでも時代によって意味が変わるわけです。

4.11
 
河川で浄化しきれない有害物は海に流れ出てしまいます。そして海を汚染するのです。海を汚染する物質には陸から来るものと空から来るものがあります。陸から来る汚染物質には農薬、油、廃棄物や焼却灰などがあります。土壌に溜まったこれらの物質は雨によって海に運ばれます。一方、空から落ちる有害物には酸性雨やディーゼル車が排出する粒状物質などがあります。これらの有害物質は海水に解け、あるいは海底に沈殿した後、ジワジワと海を汚染するのです。すでに海は陸のごみ溜めと化しています。このまま汚染が進めば海には生物が住めなくなるでしょう。海洋汚染は1920年頃から始まったといわれています。これは農薬が使われるようになった時期と一致します。自然に存在しない物質が海を汚したのです。

4.9
 
昔はよく川で泳ぎました。今では遊泳できる川は全国でもほんの一握りです。河川が汚れてしまったのです。河川を汚した原因は、農業排水(化学肥料など)や工場排水、それに生活排水です。農業や工業用排水には規制がありますが、家庭排水に含まれる合成洗剤には今のところ規制がありません。石鹸は原料が動植物油ですから川に流しすと1日で分解されます。ところが合成洗剤は30日かかっても20%しか分解されません。それから合成洗剤には微生物や魚を殺す毒性があります。魚の卵も殺してしまいます。また人の皮膚から浸透して内臓や生殖器に悪影響を与えます。合成洗剤はたしかに便利ですが自然を壊してしまっては何もなりません。

4.7
 
地球環境は一つの循環システムです。自然が植物を実らせ、動物が実を食べ、排泄物は土壌が分解します。地球の誕生以来、自然の循環サイクルが地球上の全ての生命を育んできました。ところが近年になってこの循環サイクルに異変が生じています。人間が始めた大量生産と大量消費が自然の循環サイクルに過負荷を与えているからです。多くの車が出す排気ガスを自然は処理しきれなくなっています。河川は家庭から流れ出る排水を浄化しきれません。その結果、大気や河川、海が汚れ、生命体を脅かす状態になっています。このままでいくと地球上に生物が住めなくなってしまいます。

4.4
 
「龍源院の枝垂れ桜」はたっぷりとした花びらをつけます。花の重さで枝が地面に届いています。でも枝は折れません。しっかりと花を支えています。桜の木に勢いがあるわけですね。昔はどこにも「桜守」という人がいたそうです。「桜守」は桜を見守る人です。乾期には根に水を与え、枝が折れれば手当してやり、見事な桜が毎年咲くように見守ったのです。決して桜を育てるわけではありません。桜は自分で育つのです。人間は見守るだけです。「桜守」は人間と桜の共生に従事したわけです。今風に言えばエコロジーですね。昔の人は知恵があったようです。

4.1
 2003年1月〜2月の記事を
別ページに移しました。
 
不景気や戦争など暗いニュースが続いていますが、ふと気がついて周りを見渡せば桜が満開です。人間の営みに関わりなく自然は巡っているのです。桜の方は人を喜ばせるために咲くわけではありませんが、満開の桜は人の心を慰めてくれます。人間は単独で生きられるわけではなく自然環境の中で生かされている存在なのです。下の写真は伊豆大仁町にある「龍源院の枝垂れ桜」です。どうです。力がみなぎっているでしょう?

3.31
 
エコロジーとは生物同士や生物と環境との関わりを研究する科学のことです。自然や生物との共生に関する科学です。従来の科学は利便性に主体を置くあまり、他の生物や自然に対する考慮が不足していました。その結果、動植物や自然環境を傷つけてしまい、自らの生存をも危うくする状況に立ち至ったのです。自分だけよければいい、というわがままは自然界では通用しないことがわかったわけです。「エコ」の本質は人類のわがままを排することです。時速100Kmなら目的地まで5分で行けますが、100Kmの速度が自然に悪影響を与えるのなら時速20Kmで走ろうというものです。「エコ」とはガマンすることです。

3.26
 
レーザー光はエネルギーの集中が可能です。拡散しないためエネルギーを強めることができるからです。外科手術に使うレーザーメスは強いレーザー光を出して皮膚に外科的処置を施すものです。広がらず一直線に進むレーザー光は遠くにあるものとの距離を調べる「測量」にも使われます。イラク戦争のニュースでよく耳にする「ピンポイント爆弾」もレーザーを利用したものです。遠くから対象物にレーザーをあて、その反射波を利用して爆弾を誘導するものです。平和利用だけならいいのですが・・。

3.24
 
電子は原子核の周りを一定の軌道で回っています。原子に光をあてると光のエネルギーによって電子が活発化し、一段高い軌道に乗り移ります。高い軌道は不安定でしから、電子は元の軌道に戻って安定しようとします。軌道を落ちる際に電子は余分なエネルギーを光として放出します。この光を両端に反射鏡のついた長いパイプのようなものに導きます。片側の反射鏡は全反射鏡ではなく光の一部がすり抜ける程度の薄い反射鏡とします。こうすると光は2つの反射鏡の間を行ったり来たりして次第に増幅し、位相の合った光だけが薄い反射鏡を突き抜けて外に飛び出します。これが位相の揃ったレーザー光のできるしくみです。

3.21
 
レーザー光は単一波長の位相も方向も一致している電磁波です。自然光は拡散しますが。レーザー光はどこまで行っても広がりません。自然光にはいろいろな波長が入り混じった電磁波です。各波長の位相は一致していません。位相の違う複数の波長が混在すると、それぞれの光は違った方向に進みます。要するに自然光は波長の混在する、位相も方向も一致しない電磁波といえます。レーザー光が一直線に進むのは単一波長、同位相だからです。光が拡散しなければエネルギーの集中が可能です。これがSFに登場するレーザー光線銃の概念と思われますが、現実的にはファイバーケーブルによる光通信などが実用化されています。

3.19
 
ごみ焼却で発生するダイオキシンはごみに含まれる炭素が塩素および酸素と反応して生成されます。ごみを燃やすと微紛状の灰が出ますが、この中に含まれる未燃炭素に反応することが多いようです。ダイオキシンの発生率は燃焼温度によっても変わります。800℃以上では完全燃焼しますからダイオキシンはあまりできません。一般的には300〜400℃が発生のピークのようです。焼却装置のダイオキシンの規制値は昨年変更され一層厳しくなりました。そのせいかダイオキシン触媒の需要が増えています。ダイオキシン触媒はダイオキシンを分解し、炭酸ガスと塩酸と水に変えるはたらきがあります。
(ダイオキシン触媒:
触媒のページを参照下さい)

3.18
 表紙を少し変えてみました。

3.14
 
実際の気温と体感温度の差はどうして起こるのでしょうか。それは体温と気温の差から生じます。熱は高い所から低い所に流れる性質があります。気温が体温より低ければ身体の熱は対流などによって周囲の空気に発散します。つまり体温は空気中に逃げ出すわけです。また壁や天井の温度が体温より低ければ身体の熱は輻射熱としても周囲に放射されてしまいます。体の熱が逃げ出すため実際の気温よりも寒く感じるわけです。反対に気温の方が高ければ空気の熱が身体に入ってきます。壁や天井が放射するの輻射熱も身体に入ってきます。身体から熱が逃げ出せば寒く感じますし、熱が入ってくれば身体は暑く感じます。気温と体感温度の差はこのようにして生じるわけです。

3.12
 
20℃の温度を暑く感じたり寒く感じたりするのはなぜでしょうか。それは体感温度に関係しています。体感温度は(空気の温度+天井や壁の温度)÷2という公式で表されます。つまり部屋の空気の温度が20℃でも、天井や壁の温度が10℃の場合は体感温度は(20+15)÷2=15℃となります。15℃なら少し肌寒いと感じるでしょうね。空気の温度が20℃で、壁や天井の温度も20℃なら体感温度も20℃になります。暑がりの方なら少し暑いナと感じるかもしれません。このように同じ温度を暑く感じたり寒く感じたりするのは体感温度のせいです。

3.10
 OS不具合のため、ホームページのデータが取り出せない状態になりました。サーバーから急遽ダウンロードしたもので更新を行っておりますが一部に画像が見えなくなっているページがあります。復旧するまでの間、しばらくご迷惑をおかけします。
 
世界的に有名な米国の医科大学では「害を及ぼすなかれ」ということを最初に教えるそうです。医療行為は副作用との兼ね合いです。ある症状を改善する医薬品は他の臓器にダメージを与えます。Aに対する治療行為がBに悪影響を及ぼすことを副作用といい、ほとんど全ての医薬品に副作用があるといわれます。ところで遠赤外線やマイナスイオンには副作用がほとんど報告されていません。遠赤外線もマイナスイオンも自然の中に存在するものという点で医薬品とは異なります。効く、効かない、は個人差があるかもしれませんが、害を及ぼさないという点は確かなようです。

3.6
 
「熱」は分子が活発に動いている状態です。分子を動かすには@熱を与える(対流や熱伝達)、A振動させる(電磁波)、B圧力をかける(摩擦)などの方法があります。分子同士が強固に結び付いていると分子はほとんど動きません。これが固体の状態です。氷や鉄は固体の状態です。氷に熱や電磁波を与えたり、摩擦したりすると解け出して水(液体)に変わります。これは電磁波や摩擦エネルギーにより水分子が動き出すためです。分子の結び付きが弱まるせいです。更に熱を与えると蒸発を始めます。蒸発は水の分子が活発化して大気中に飛び出す現象です。分子の結び付きが失われるからです。


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