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2002年6月〜7月の記事

10.31
 
音波は電磁波と全く異なる種類の波です。電磁波は電場と磁場の波ですが音波は空気を媒体とする波です。音が空気を振動させ、空気の振動が遠くまで伝わって行くのです。電磁波は媒体物質がなくても伝わりますが、音波は空気のない所では伝わりません。真空中では音は聞こえないわけです。海の波も音波と同じく水を媒体とする波です。音波には私たちの耳に聞こえる可聴音波と、それより周波数の高い超音波があります。どちらも宇宙では使えません。

10.29
 
炭化装置のページで50リッター型のデザインを更新しました。
10月25日の項で説明しましたが電磁波は電場と磁場が交互に押し寄せる波です。まずプラスの電場が来たら次にはマイナスの電場が来ます。磁場も同様にSとNの磁場が交互にやってきます。電磁波を受けると極性を持つ分子が動き出します。磁石に例えると、Sの磁場にはN極が向かい合うように、Nの磁場が来るとS極が向かい合うように磁石は回転します。波長が10ミクロンの電磁波の周波数は3兆ヘルツです。つまり1秒間に3兆回も磁場が変るわけで、分子も1秒間に3兆回回転することになります。これを分子の振動といい、この振動エネルギーが熱を生み出すわけです。

10.28
 
紛争が続くパレスチナ自治区では外出が禁止されています。銃砲弾が飛び交って危険なため子供も学校に行けません。”子供に教育を与えられなければパレスチナにも明日はない”と大人たちは考えました。そこで学校を再開し子供たちや教師に登校を促したのです。子供たちは銃声の響く道を歩いて(けっこう楽しそうに)学校に通います。これはNHKのドキュメント番組で見た話です。国の最も重要な資産は子供です。そして教育です。パレスチナの明日は明るいと思いました。しかし、もし私なら子供を送り出せるだろうか?。あなたはいかがですか?

10.25
 
電流はプラスからマイナスに流れます。そして電流の流れる方向に対して右廻りに磁場が発生します。電流の向き(流れる方向)を変えると磁場の方向も逆になります。この時、磁場の向きを変えさせまいとするかのように磁場の変化を打ち消す方向の電場が発生します。再び電流の方向を変えると磁場の向きが逆になり、そして磁場の向きを変えさせまいとする方向の電場が発生します。このように電流の向きが変るたびに新しい電場と磁場が発生し空間に放出されます。これが電磁波の発生です。電磁波は電場と磁場が交互に押し寄せる波(振動)です。

10.23
 
宇宙からはさまざまな電磁波が地球にやってきます。これらの電磁波を遮断して地球の生命体を守っているのは大気です。大気は可視光より波長の短い危険な電磁波(X線やガンマ線、紫外線)を遮断します。また可視光より波長の長い赤外線のほとんども遮断しますが一部の波長だけは通過します。通過する波長は3.5ミクロンと10ミクロン前後の2つの波長帯です。それ以外は空気中の水蒸気に吸収されてしまいます。このように可視光と赤外線の一部だけを通す役割を「大気の窓」といいます。地球の生物は危険な電磁波から大気によって守られ、また大気の穴を通過してくる電磁波によって生命を維持しているのです。

10.21
 
音波は空気を震わす波です。人間の耳で聞ける周波数は20Hz〜20KHzくらいで、この周波数領域は可聴周波数と言われます。それ以下の周波数は耳で聴けないので「低周波」と呼ばれます。また可聴周波数以上の音波も聞こえないため「超音波」と呼ばれます。低周波は身体を振動させる性質を利用してマッサージ装置などに用いられます。超音波はリモコンなどに用いられています。泡風呂も超音波を利用したものです。泡がはじけて出る超音波は骨への吸収が良く骨まで暖めるようです。

10.18
 
遠赤外線もマイナスイオンも発生させるにはエネルギーが必要です。セラミックスやトルマリンは常温でも遠赤外線やマイナスイオンを出しますが、それは気温や光を吸収して遠赤外線やマイナスイオンに変換しているだけですから極めて微量です。健康に効果を及ぼすほどの量ではありません。エネルギー不変の法則によれば「入力エネルギー=出力エネルギー」です。入力エネルギーが弱ければ出力だって小さいわけです。大きなエネルギーを出すには強い入力エネルギーが必要です。マイクロ波という電磁波を使用する携帯電話だって電池が減れば通信できなくなります。入力エネルギーが弱くなるからです。遠赤外線やマイナスイオンだって同じことです。

10.17
 
酸素が少ない状態で熱を加えると生ごみは熱分解します。熱の温度が高ければ分解速度は早まりますが150℃以上の熱なら有機物は分解します。高い熱を出すには電気料が割高となり装置の耐久性や断熱性についての配慮も必要になります。1000℃で木材を熱分解すれば備長炭になりますが、炭化装置の目的は品質の良い炭を作ることではなく廃棄物を安価に処理することが目的です。このため当社の炭化装置は400℃前後の熱を使用しています。

10.15
 
米国で普及している生ゴミ処理機はディスポーザーです。これは生ゴミを粉々に砕いて下水に流す装置です。ディスポーザーが故障して”家中が大騒ぎ”というのはハリウッドのコメディ映画の定番です。それほど家庭に普及しているわけですが、下水が整っていない我が国では河川を汚す原因になるためディスポーザーは使用が禁止されています。それに代わる装置として我が国ではバイオ式と乾燥式が一般的です。バイオ式は水分の調整がやっかいですし、乾燥式は乾燥させたゴミの最終処分(焼却)が必要です。臭いの問題もあります。炭化式はこれらの問題を解決するために生み出されたゴミ処理方式です。

10.13
 
炭化装置はゴミを熱分解する装置です。熱分解とは低酸素状態の中でゴミを加熱し水と炭化物と乾溜ガスに分解することです。熱分解時に発生する乾溜ガスには炭化水素や一酸化炭素などが多く含まれており、冷えると液化してタールになります。乾溜ガスをそのまま放出すると大気汚染の原因になります。ダイオキシンやCO、COなどがたくさん含まれているからです。またタールを下水に流すと海洋汚染の原因になります。炭化装置はゴミを炭化するだけでなく、これらの有害物質も併せて分解するものでなければなりません。そうしないとタカチを変えた別の公害を作る機械になってしまいます。(「炭化装置」を参照下さい。)

10.11
 炭化装置のページに
15リッター/30リッター機の写真を追加。

10.10
 
朝晩冷えるようになりましたね。「そろそろこたつを出そうか」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。こたつに入ってウトウトするのもなかなかいいもんです。ところで遠赤外線のイメージを誤らせた犯人はこたつであるという意見があるのをご存知でしょうか。こたつの中のランプが出す赤い光を遠赤外線と称していたことが誤解の原因です。あれは赤外線ランプのガラスを赤く染めたもので出ている光は近赤外線です。もともと近赤外線にも遠赤外線にも色はありません。メーカーの誤った宣伝によって遠赤外線は赤い光だというイメージができてしまったようです。

10.8
 
遠赤外線ストーブが売れています。一部の製品にはハロゲンヒーター(ランプ)を使っているものがあるようです。ハロゲンランプにはハロゲンガスが封入されており、フィラメントのタングステンが熱によって蒸発しハロゲンガスと結合してハロゲン化タングステンになります。対流によってフィラメントに近づいたハロゲン化タングステンは高熱で分解され、ハロゲンは壁際に集まり、タングステンは再びフィラメントに戻ります。これがハロゲンサイクルといってハロゲン灯の原理です。ハロゲン灯が放射するのは遠赤外線よりも近赤外線が多いので正確に言えば近赤外線ストーブと呼ぶべきです。

10.7
 
レーダーにはマイクロ波が使われています。マイクロ波の波長は0.1〜1,000mmで飛行機や船と相互作用を起す性質があります。つまり目標にぶつかると跳ね返ってくるわけです。マイクロ波より波長の長い電磁波は目標物に当たっても回析してしまい目標物を捉えることができません。またマイクロ波より波長の短い電磁波(可視光や赤外線)は大気中のチリに当たって拡散してしまい直進することができません。マイクロ波は食品中の水分子を振動させる作用もあり電子レンジにも使われています。

10.5
 
熱で肉を焼くと正味重量が減少することをご存知ですか?。焼き方にもよりますが10〜30%くらい重量が減るようです。つまり100gの肉を熱で焼くと80gになってしまうわけですね。熱によって細胞が壊され、肉汁や水分、脂肪分が逃げ出してしまうからです。遠赤外線なら細胞を壊さずに肉を焼くことができます。だから肉の重量もあまり変わりません。遠赤外線で焼いた100gの肉は95gくらいになるだけです。食料危機がうわさされている昨今、遠赤外線はロスの少ない調理法です。

10.1
 
青臭い刺激臭」が出るイオン発生器があります。これはオゾン(O3)の臭いです。放射線や高圧放電によって酸素(O2)が分解されて酸素原子が3つ結合したものです。つまりイオンと同じようなしくみで発生しますがイオンとは全く別のものです。相手を酸化する作用が極めて強く、脱臭や脱色、殺菌などには効果がありますが人体には有害です。このため米国ではオゾンの許容濃度は0.1PPMまでと定められています。つまり空気1M3中に0.1cc以上入ってはいけないということです。不安定なため、短時間で分解し酸素に変わってしまいますが、子供や病人、特に呼吸器疾患のある方はオゾンは避けるほうがいいですね。

9.27
 
電磁波や高圧放電によって原子から電子が飛び出すことを電離作用といいます。電子を失った原子をプラスイオン、飛び出した電子が他の原子にくっついてできた粒子をマイナスイオンといいます。つまり電離作用が起こるとプラスイオンとマイナスイオンができるわけです。マイナスイオンだけができるわけではありません。マイナスイオンは細胞を活性化し、老化防止や疲労回復などの効果がありますが、プラスイオンには反対の作用(老化や疲労)があるのであまり歓迎されません。プラスイオンの発生をいかに押さえるか、ということがイオン発生器の研究課題です。(「マイナスイオンとは」を参照下さい。)

9.26
 
物質に吸収されて熱になる電磁波を熱線といいます。相手を暖める作用があるわけです。可視光や紫外線なども熱になりますが、熱作用自体はそれほど強くありません。熱線といえば一般的には赤外線を指します。特に遠赤外線は対象物への吸収率が高く熱作用が強い電磁波です。マイクロ波も熱作用が強いですが、これは相手が水分子に限られます。水分子以外への吸収率はそれほど高くありません。水分の多い料理は電子レンジで暖まりますが、プラスチックの容器が溶けないのはこのためです。

9.24
 
遠赤外線とミリ波の間にサブミリ波帯があります。この帯域は周波数でいうと0.1THz〜10THz(テラヘルツ)くらいになりますのでテラヘルツ光とも呼ばれます。テラヘルツとは1/1兆ヘルツのことで波と光の両方の性質を持っています。テラヘルツ帯は従来最も研究が遅れていた領域です。テラヘルツ光には半導体やプラスチック、紙、ゴムなどを透過する性質があり、この性質を利用してプラスチックの透視、半導体や基板の非破壊検査、ダイオキシン等の高速検出、ガンや虫歯の早期検出などを行うことが可能と言われています。テラヘルツ光の応用研究は始まったばかりです。

9.21
 
熱風や炎、ニクロム線など、熱伝導によって熱を外部から内部に伝える加熱法を「外部加熱」といいます。一方、電磁波による加熱は加熱される物体自体が発熱体となり物体内部から加熱されていくことから「内部加熱」と呼ばれます。内部加熱の代表例は電子レンジですが、遠赤外線もまた内部加熱です。電磁波加熱には、@加熱時間が短い、A均一に加熱できる、B熱効率が高い、C加熱範囲の選択が可、D包装後の加熱もできる、などの特長があります。

9.19
 
首や肩のコリは辛いですね。コリは筋肉が硬化した状態です。筋肉が緊張すると収縮します。筋肉が収縮すると血管が圧迫されて血流が低下します。血流が低下すると筋肉に酸素が供給されなくなり老廃物もたまってきます。やがて乳酸などの疲労物質が神経を刺激し痛みが発生してきます。この痛みが更に筋肉を収縮させ・・・というサイクルができてコリはますますひどくなります。コリをほぐすには遠赤外線が効果的です。遠赤外線は身体の奥にある血管を広げ血流を増進させるからです。

9.17
 
表面を暖める「熱」と内部を暖める「遠赤外線」は効果がどのように違うのでしょうか。熱の場合は熱源を取り去ればすぐに冷えてしまいます。熱は温度の高い方から低い方に伝わります。表面の熱は空気に伝わり、つまり対流によって逃げてしまいます。内部の熱は熱源がなくなってもすぐには冷えません。表面から徐々に冷え始めますが内部まで冷えるまでには時間がかかるからです。このことから次のような効果の違いを説明できます。「熱で暖めた身体は熱源を取り去るとすぐに冷える、遠赤外線で暖めた身体は熱源を取り去ってもすぐには冷えない」のです。遠赤外線とは「遠赤外線の効果」を参照下さい

9.16
 
遠赤外線で焼いた魚は焦げません。魚の主成分であるたんぱく質などの有機物は遠赤外線を95%も吸収します。遠赤外線のほとんどは魚の体内に吸収されてしまうため表面だけが熱くなることはありません。これにひきかえガスコンロは熱と近赤外線を出します。熱は対流または熱伝達で魚に伝わり、まず表面を暖め、その後内部に徐々に伝わります。また有機物の近赤外線吸収率は約80%です。近赤外線の20%は表面で反射されてしまうわけです。だから表面の温度が最も上がることになります。皮は焦げても中身はナマ、という現象はこのようにして生じます。「熱は表面を、遠赤外線は内部を暖める」のです。

9.13
 
「マイナスイオン・シャワー」をイオン製品のページに追加しました。
ガスコンロで魚を焼くと表面は焦げても中身は生焼けということがよくあります。ガスの炎は熱伝導と対流によって魚の表面に伝わり、そして熱伝導によって魚の内部に伝わっていきます。つまり表面の温度が最も高く、内部にゆくほど温度は低くなります。このため表面は焦げても中身はナマという現象が起こるわけです。炭火を使うと熱伝達が少し変わります。炭火が出す遠赤外線は魚の内部に直接伝わり加熱する作用があります。「熱伝導+放射」という2種類の熱伝達によって魚の表面と内部を同時に加熱することができるわけです。

9.12
 
炭化装置データのページを更新(再編集)しました。

9.11
 
遠赤外線サポーターを製品に追加しました。
鉄板の上に置いた氷はなかなか解けませんが、セラミックパウダーを塗った鉄板に置いた氷はみるみる解け出します。室温は同じなのにどうしてこのような現象が現れるのでしょうか。セラミックスは放射率の高い物質です。だから室内の熱を吸収して遠赤外線に変えてしまうのです。この遠赤外線が伝わり氷を解かすのです。この原理を使った解凍器や解凍板も商品化されているようです。遠赤外線解凍はエネルギーのいらない急速解凍です。

9.9
 1トン型炭化装置の写真を
「開発情報」に追加しました。
韓国に行ってきました。韓国経済は活発です。景気もいいようです。企業は技術開発に熱心ですし、投資家は新しい投資案件を探しています。街やレストランも活気が満ちています。わずか数年前にIMF資金を要請したことがウソみたいです。古い体質やシステムを未練なく切り捨てたのが現在の繁栄に繋がったのだと思います。日本でも「変革」は流行語ですが韓国と比べるとスピードが桁違いに遅くスケールも中途半端です。「新しい酒は新しい皮袋に盛れ」といいますが、日本は「新しい酒を古い皮袋に」盛っているように見えます。

9.4
 担当者出張のため次回更新は9月9日になります。(リピート訪問頂いた皆様にはお詫び申し上げます)
 
織田信長と徳川家康も「死中に活を求める」戦いをしています。織田信長は十倍以上の兵力を持つ今川義元を桶狭間で破りました。徳川家康は三方原で武田信玄と戦い、たった一人で城に逃げ帰るほどの負け戦をしました。信長と家康が武将として名を挙げたのは死中に活を求める戦いによってです。信長はこれ以後、敵より少ない兵力で戦ったことはありません。いったん事業に成功したらリスクを避けるのが賢いやり方です。徳川幕府は以後300年間続き、明治維新で滅びました。リスク回避が体質化した徳川幕府は、リスクを賭けた薩摩と長州に勝てませんでした。リスクを賭ける挑戦者が強いことは歴史が証明しています。

9.2
 最新情報7月の記事は別ページ(
2002年6〜7月の記事)に移しました。
ある武道家に聞いた話ですが、多数の敵に囲まれた時は敵の中に飛び込むことだそうです。目前の敵を斬り、次にまた目の前に来た敵を斬る、そうして包囲を脱するしか助かる道はありません。自分の前に常に一人の敵しか置かないよう激しく動ことが武道の極意だそうです。自分の身を守ろうとすれば必ず斬られます。身を捨てて死地に入ればチャンスがある、ということでしょう。これは事業にも共通するように思われます。守りきれないときは別の分野に転業するしかありません。もちろんリスクはありますが生き残れるチャンスはあります。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」です。

8.30
 
板門店に行ったことがあります。板門店には当時外国人しか行くことができませんでした(今も同じかも知れませんが)。韓国人が行けるのは途中の「友好の家」までです。この展望台風の建物は川のほとりに建っており対岸はNorth Koreaです。川の名前はイムジン河といいます。イムジン河という名前は学生の頃から知っていました。フォークソングとして流行ったからです。
イムジン河は親子や夫婦、兄弟を北と南に分断してしまいました。実際にイムジン河を見てこの歌の重さを実感して以来、「水鳥は自由に飛び交うのに、私は南の故郷に帰れない」という「
イムジン河」は気軽に歌えない愛唱歌となりました。

8.28
 
遠赤外線は波長0.75〜1000ミクロン(μm)の電磁波です。X線も遠赤外線と同様の電磁波ですが、その波長は遠赤外線に比べて約1/10000も短いのです。遠赤外線は身体の内部を暖めますが、X線は身体を通過してしまいます。どうしてでしょうか?
身体の分子はいくつかの原子が集まってできています。原子には原子核がありその周りを電子が飛び回っています。原子核をピンポン玉の大きさとすれば、電子は8km離れている軌道を回っています。X線は波長が短いため原子核と電子の間をすり抜けることができるのです。「
遠赤外線とは」を参照下さい。

8.26
 
物質を構成する最小の単位は分子です。分子は複数の原子が結合したものです。原子の結合をほどくには力(エネルギー)を加えなければなりません。原子の結合をほどく力の一つに熱エネルギーがあります。金属は分子結合の強い物質ですが、高熱を加えると溶け出して液体になります。液化した金属に熱エネルギーを加え続けると液体は気体に変ります。熱エネルギーが分子結合を切り放し、固体を液体に、液体を気体に変えるのです。

8.22
 
1トン型炭化装置の写真を「開発情報」に掲載しました。

8.21
 
物質をイオン化する作用、つまり電離作用を持つ放射線は5種類あります。ヘリウム原子核の流れのα線、電子の流れのβ線、電磁波のγ線とx線、それと中性子の流れである中性子線です。放射線は物質を付き抜ける性質があり、付き抜ける性質を透過性といいます。透過性は放射線の種類によって異なります。α線は紙を透過できません。β線は薄い金属を透過できません。x線とγ線は厚い銅や鉄を透過しません。中性子線はそれらの全てを透過しますが、コンクリートや水を透過できません。レントゲン撮影のとき、検査技師が厚い銅の遮蔽板を胸につけているのはx線から身体を守るためです。

8.20
 
セラミック・ボールを開発情報にアップしました。鉱物がマイナスイオンを発生しますから電気料がかかりません。イオン発生量は162,300/ccもあります。新開発のイオンパウダーを使っています。用途はいろいろ。

8.19
 
イオンは電離作用を起した原子です。電子が多過ぎたり少な過ぎたりする原子がイオンです。原子にはたくさんの種類がありますから、マイナスイオンもたくさん種類があります。下表はある鉱泉のイオン成分を調べたものです。さまざまなイオン成分を含んでいることがわかります。また陽イオンと陰イオンが混在していることもおわかりのことと思います。

 陽イオン(mg/kg)   陰イオン(mg/kg)
ナトリウム・イオン 410 硫酸イオン 860
カルシウム・イオン  45 炭酸水素イオン 170
マグネシウム・イオン  15 塩素イオン  19

8.17
 
マイナスイオンは原子とほぼ同じ大きさです。原子の集団が分子であり、人体を構成する細胞は分子の合成体です。マイナスイオンは極めて小さいので皮膚を透過して体内に浸透していきます。もちろんマイナスイオンは呼吸によっても身体に吸収されますが、皮膚からも直接吸収されるわけです。 

8.14
 本日未明に
ペルセウス流星群を見に行きました。雲が多く観測条件は良好とはいえませんでしたが、2時間ほどで15個くらい流星を見ることができました。地面に寝転んで夜空を眺めていると心が落着きますね。「シュー」と夜空を流れる流星はスペクタルです。流星は宇宙を漂うチリのようなもので直径1mmくらいの大きさだそうです。地球の引力によって大気圏に飛び込むわけですが、大気との摩擦熱によって一瞬の内に燃え尽きます。光る糸のように見えるのは速度が速いからです。お盆休みの一夜を流星を見て過ごすのも乙なモンです。ペルセウス流星群はまだ数日間見ることができます。今夜あたりどうですか?

8.13
 
マイナスイオンは腐敗を防止します。1972年に中国雲南省の馬王堆(まおうたい)遺跡から絹の着物をまとった婦人の遺体が出土しました。死亡したのは約2,000年前と見られています。ところが遺体は死後4日目くらいの状態だったそうです。地下20mに葬られ、遺体の周囲には5トンの木炭が埋められていました。木炭のマイナスイオン作用が遺体の腐敗を防いだのです。日本でも藤原氏三代のミイラの保存に木炭が使われています。古代人はマイナスイオンを知っていたのでしょうか?

8.12
 
廃棄物を野外で焼却する「野焼き」は禁止されています。違反者には3年以下の懲役、300万円以下の罰金が課せられます。廃棄物は適切な焼却装置で処理しなければなりません。適切とは、800℃以上の温度で焼却できること、外気と遮断された状態で廃棄物を投入できること、高温焼却のための助燃装置があること、適切な量の空気が供給される装置であることなどです。つまり今まで家庭で使っていた焼却炉のほとんどは実質的に使えません。暖をとるためのたき火やキャンプファイヤーなど一部の例外を除き「野焼き」は原則的に禁止です。

8.10
 夏休のため来週一杯は更新が不定期となります。ご迷惑をかけますがよろしくお願い致します。

 暑い日が続きますね。日本の平均気温はこの100年間で1℃上昇したそうです。世界の気温上昇0.6℃と比べると上昇率が高いことがわかります。また大都市の気温上昇率は世界平均の3倍を越えています。東京の1901年の平均気温は13.8℃でしたが、2001年の平均気温は17.0℃になっています。100年間で3.2℃上昇したわけです。1901〜1910年の平均熱帯夜は0.7日でしたが、1991年〜2000年には29.6日に増えています。温度上昇の原因は地球温暖化です。  

8.9
 
人体は5℃以上の急速な温度変化に対応できません。冷房病は毛細血管が収縮し血行不良を起す症状です。冷気を直接身体に当てると冷房病になる危険があります。頭痛や肩こり、坐骨神経痛、身体のだるさ、不眠などを引き起こします。ひどい場合は自律神経失調症になることもあります。温度差の激しい場所への出入りを繰り返すことは禁物です。冷房をあまり強くしない、冷風を身体に当てないことが予防策です。万一冷房病にかかったら血液の循環をよくすることです。ぬるめの風呂に入ったり、暖かいものを食べたり、遠赤外線を当てるなどして血行を改善しましょう。

8.8
 
熱は高い方から低い方に伝わります。熱の伝わりやすさ(熱伝導率)は物質ごとに異なります。一般的に気体→液体→固体の順に熱伝導率は高くなります。100℃のサウナには入れますが、100℃の鉄板に触るとヤケドします。鉄板の方が空気よりも熱伝導率が高いからです。人間は自分の体温を基準にして熱さや冷たさを感じます。30℃の紙と30℃の鉄板に触ると鉄板の方が冷たく感じるのはどうしてでしょうか?。熱伝導率の高い鉄板は急速に体温を奪うため冷たく感じるのです。

8.7
 
遠赤外線を見ることはできません。電磁波の内で眼で見えるのは可視光だけです。もちろん臭いもありません。姿も見えず臭いもない遠赤外線を感じる方法はあるのでしょうか。手のひらを他方の手の甲に近づけてみて下さい。間隔が1mmくらいまで近づくと手の甲がほんのりとした暖かさを感じませんか。これが遠赤外線です。手のひらが放射した遠赤外線が手の甲に伝わっているのです。

8.6
 少し前まで伊豆の海はどこもきれいでした。今は一見きれいな浜辺でもよく見ると海草や磯にヘドロのような微生物が付着しています。わずか30年の間に生活排水・工業排水が海を汚染してしまいました。私にはこの汚染が見えますが、
私の子供にはこの汚染は見えません。30年前の海を見たことがないのです。いくら口で説明してもわからないでしょう。今見えている海が子供にとっての海なのです。きれいな海を見せるしかありません。伊豆半島の先端の浜で子供と毎年素潜りをします。

8.5
 
生ごみの処理法はさまざまです。破砕法は生ごみを粉砕して下水に流す方式です。米国では普及していますが河川や海洋を汚染するため日本では禁止されています。バイオ法は微生物を使って生ごみを分解する方式です。炭水化物は二酸化炭素と水になりますが、たんぱく質からはアンモニアが発生します。臭いが気になる方も多いようです。乾燥法は生ごみの水分を蒸発させる方法です。減量には有効ですが乾燥させた生ごみは可燃ごみとして焼却しなければなりません。焼却法は減量効率が高いですがダイオキシンを発生させます。また燃やした後に出る灰は利用価値がほとんどありません。(「炭化装置」を参照下さい。)

8.2
 6月の記事は別ページ(
2002年6月の記事)に移しました。
生物は海から生れました。海水と人体のミネラルバランスはほぼ同じです。胎児を育む羊水のミネラルバランスも海水と同じです。アトピーの一因にミネラル不足があると言われますが、海水浴はアトピーにも効果があるようです。もっともアトピー治療としての海水浴の効果に関しては医師によって見解が異なるようですが、私の知人は海の近くに引越して一年後に子供のアトピーが治りました。水温が25℃以上にならないと海で泳ぐことはできません。海水浴ができるのは今だけですよ。

8.1
 
11世紀〜14世紀にかけてジェノバとベネチアは地中海の覇権を争いました。国家への忠誠と共同体意識の強かったベネチアとは対称的にジェノバは個人主義の強い国でした。船足の異なるガレー船と帆船で商船団を編成し、それを護衛船団で守るベネチアに対し、ジェノバは船足の速いガレー船同士、荷物をたくさん積める帆船同士で船団を編成し護衛船団はつけません。目的の達成は個人の才覚に大きく委ねられていました。この方式は国家を発展させるまでは威力を発揮したようです。事実ジェノバ人はたぐいまれな船乗りでした。ところがいったん国威が傾くとジェノバ人の個人主義は保身主義に変っていったようです。15世紀、ジェノバ人のコロンブスはスポンサーをスペインに求めなければなりませんでした。

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