*仙台・盛岡局の地図式乗車券*

昭和33年10月から仙台近郊で発売されはじめ昭和41年には全域に広がったが、49年の規則改正で激減し51年の改正で地図式硬券は消滅した。


仙台地区で発売された初期様式。活字で組み上げられたような粗末な地図と、料金にアンダーラインが入っているのが特徴。
三等級制時代は赤地紋であったが、二等級制後は青地紋に変更されている。




昭和36年4月から発売されたこの地域独特様式の券。
旗竿模様と呼ばれる路線表示と、円型(仙台型)と呼ばれる発駅表示が大きな特徴で、収集家にも人気がある様式である。
当初は上段の様に小児断線が無かったが、昭和41年以降は小児断線付きの様式も使用されている。


発駅枠は基本的に円形だが、発駅名が3文字以上になると楕円になっている。


モノクラス後の券。この頃には発売範囲も狭まり、仙台近郊のみとなった。
旗竿模様は無くなり、素っ気ない様式となっている。


東北新幹線開業により設置された、M型端末で発行された印発券。


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