東海道線二宮から煙草の一大産地だった秦野を結んだ馬車鉄道、「湘南馬車鉄道」として明治39年8月に開業。
大正2年に動力を蒸気に変更し、社名を湘南軽便鉄道と改めるが経営は次第に悪化、大正7年頃には運転休止状態に陥り(原因は無理な増資とも、経費の高騰とも)、
大正7年11月に経営を湘南軌道に譲渡、大正13年に路線延長し秦野駅を移転(旧駅は台町と改称)専売公社への引き込み線設置など経営努力がされていたが、昭和2年の小田原急行鉄道開業が大打撃となり、昭和8年に旅客営業を休止、昭和10年に貨物営業も休止、昭和12年に廃止された。
下 上 二 中 一 井 井 大 台 秦 ノ ノ 宮 里 色 口 口 竹 町 野 ○−○−○−○−○−○−○−○ に な い か し お だ は の か っ み も お い だ み ざ し い い た ま の や と き の の け ち く く ち ち
湘南軌道時代の車内券。