大見川に思う

なんで剥製なの!
 いきなりTOPページに38cmのアマゴの剥製。「へっへっへ、俺は大きいのは全部キープするんだぜッ」と自慢げに飾ってありますが、実はこのアマゴ、昨年の9月にフジさんと一緒にあるポイントにアユのぶつ切りを餌に伊勢尻13号、水糸10号というウナギ用仕掛けに見事にくわえ込んでいてくれたのであります。しかし、残念なことにすでに絶命しており、尚かつその立派な魚体から思わずこのように生まれ変わらせてしまったのであります。このときには20本くらいの仕掛けのうち、もう1本にも30cmのアマゴががかっていましたが、こちらは元気に泳いでいたため丁寧にリリースしておきました。1週間前には80cm級のウナギが2本掛かっていたんですけどねエ。
 じつはこのポイントには、毎年初夏の大水と共に大アマゴが姿を見せてくれます。この年は特に多く、このクラスが10数匹それを囲むように尺クラスがそれ以上という群を作っていて、夕方になるとバシャバシャとライズを繰り返してました。でも、悲しいかな現状の狩野川漁協のルールでは、この時期ここにフライをポーンと落としてはいけないんですよね。番外編に載っている仕掛けを流してみたりしたんだけど結局は自分の竿で釣ることは出来ませんでした。
 いつでもこんな大きなアマゴたちが泳いでいる環境を残しておきたいですね。

戻る