このページは狩野川におけるフライフィッシングを、フライフィッシャーの立場からよりよい方向に改善していくページとして立ち上げたいと思います。ただ単に多くの魚が釣れればよいというのではなく、釣り場環境の整備や資源を残すため等、みなさんの多くの意見・要望をいただきたく思います。
その声を漁協に伝え、少しでも改善出来ればと思います。過去の経緯はこのページの下にあります。
現在の漁協に対する要望は
1.フライフィイシングの漁期の延長
2.フライフィッシングの区間の延長
として出してあります。
この件について2000年2月19日に、漁協の事務長に確認をしたところ、今年の9〜10月に行われる検討会に正式な要望書を提出することにより、議題として検討してくれると言うことでした。今までにこの件に対して多くのメールをいただき、それを漁協に伝えてきたつもりですが、私自身も口頭でしか伝えなかったため、今度こそしっかりとした要望書を作成したいと思います。この要望書に対してみなさんの良きアイディアをお願いしたいと思います。ただし、漁協に対する意見や要望であり、中傷する文章や罵声はお断りします。
私たちの要望が実現するためには、
1.検討会を通る
2.総代会の議案として提案される
3.総代会で承認される
以上の経緯を経て、実現するようです。
2001年 2月
25日の総代会において議案「狩野川FFについては本流・支流ともに全面解禁」が承認される。
本年度については県の水産課への申請の関係で4月1日からの予定である。
これにより、2001年から5月19日まで狩野川フライフィッシング全面解禁!(5月20日から19日になったのは鮎との調整日)
期間の延長については、今後の課題として取り組んでいきたい。
なお、検討会の際に批判を受けた「FFのマナーについて、解禁されていない本流でのフライフィッシャーが居たことや入漁証なしでのFFが多い」ことが指摘されているので、今後すべてのFFMの改善を期待したい。
また、我々が漁協の事業(放流、清掃)に対し協力的であることが理事の方々に理解されていることも、今後の行動の原動力になることは間違いない。
7日
前年6月に続き大見川通信で参加者を募り漁協の成魚放流を手伝う。平日のため参加者は浅野さん、喜久川さんの2名。
2000年11月
2001年度用の狩野川遊漁マップの素案を見せてもらう。大見川水系における支流名に若干の変更あり。何を示唆しているか?
2000年10月
9月実施予定だった検討会が漁協の都合で10月実施に変更、5日に役員会が行われ我々の3通の要望書が17日実施の検討会の議題に上がることが決定。
17日に三枝・森村が検討会のフライフィッシングの議題時にのみ特別に参加許可を貰う。
長時間の議論の末「狩野川FFについては本流・支流ともに全面解禁」「期間については現状通り」という結論が出た。
本流解禁については特に問題点は出なかったが、期間の延長については鮎友釣りとのトラブルを懸念され、また狩野川の多い支流群の中で「この支流はOK、この支流はここからここは禁止」などの支流ごとの規則細分化は釣り人への曖昧な規則提示になってしまいトラブルのもとになることも指摘された。FFのマナーについても、解禁されていない本流でのフライフィッシャーが居たことや入漁証なしでのFFが多いことが指摘されたので、今後すべての釣り人の改善を期待したい。
2000年8月
16日に事務長より、組合員以外の一般の釣り人から狩野川のフライフィッシングについての要望書が1〜2通出ないかと相談を受ける。
何度もミーティングに参加していただき、大見川についても精通している清水さん、黒岩さんに無理をお願いし8月30日付で2通の要望書を提出する。要旨については前回提出のものとほぼ同じである。
要望書2.清水、工藤、藤本
要望書3.黒岩、浅野、喜久川、藤本
9月に実施される検討会(役員会)においてフライフィッシングに関しては上記3通の要望書を議題に挙げ、今後の狩野川におけるフライフィッシングが検討される。
河川清掃や鮎解禁日等、漁協の理事や役員には要望書の件やフライ解禁についてはお願いをしてきました。
2000年7月
大見川の特別解禁区の鮎の解禁があったため、何度となく漁協を訪ねたり解禁当日など事務長に会い、その都度要望書の進展具合について話し合う。
事務長より7月中に要望書を提出するように要請を受ける。
7月31日 要望書1 提出(三枝、森村、藤岡、杉山)
要望書の要旨は
1. 漁期の延長について
現行の3月1日〜5月20日までを、10月31日までとする。
2. 区間の延長について
現行の狩野川支流のみを、狩野川全域とする。
3.大見川特別解禁区内の、フライフィッシングの解禁。
とし、それぞれ補足をつけた。
2000年6月
初旬に予定通り狩野川漁協による稚魚放流が実施される。大見川水系に於いては「大見川通信」で呼びかけを行い、賛同してくれたメンバー藤岡、黒岩、喜久川夫妻、浅野、藤本、杉山、三枝の8名により実施。
要望書の細部について検討する。
2000年5月
例年漁協の役員により行われているアマゴの稚魚放流に対して、「私達フライフィッシャーもぜひ手伝えることがあれば放流のために力を貸したい」との申し出に、漁協の事務長と放流委員長から大見川については全面的に私たち(大見川通信読者)に任せてくれるという言葉と共に、「狩野川でのフライフィッシングについてどのような要望があるか、書面にて8月頃までに提出しなさい」と具体的に要望書提出の指示を受ける。
3月から大見川を訪れたFFMとのオフラインミーティングなどで議論されたことから、狩野川水系におけるフライフィッシングのあり方について三枝が原案を作り、話し合いの場として狩野川漁協組合員である三枝、森村、藤岡、杉山が第1回ミーティングを行う。
2000年2月
解禁を控え入漁証等の件で漁協を訪ねる。狩野川におけるフライフィッシングの解禁についてお願いしたところ、事務長から発展的な話を聞くことが出来た。
1.放流の手伝いについて
成魚放流は今シーズンは無いが6月に稚魚放流(昨年60000匹)があるので、
そのときは可能である。
2.FFの期間延長と区間について
今年の漁協の総代会の議案には上がっていませんでしたが、もう一度確認してきました。
正式な要望書を提出することにより、9月〜10月に行われる検討会に提出してくれる。
それにより、総代会の議案となり承認されれば可能である。
検討会についてはすでに鮎関係と、フライ区間の件があるそうですのですが、フライ関係に
関してはこの機会にしっかりした物を提出したいと思います。
以上のことから、積極的に漁協に出向き、一つ一つの問題をクリアしていきたいと思います。
1999年
98度に「意見を求む」(このページの下の方)ということで狩野川におけるフライフィッシングの在り方についてご意見を頂きました。頂いたメールについては漁協に意見として持って行き少しでも改善の方向を目指していきたいと思いますが、2月8日に漁協に行ったときには、今年はフライについては例年通りであるということと、例えば修善寺橋までフライを解禁にした場合は釣ったアマゴは持ち帰ってもらいたいというようなことを言われました。このことは、アマゴの保存よりも、大きくなったアマゴにアユの稚魚を食べて欲しくないと言うことを暗に言われたような気がします。私たちが種を残しながら釣りを楽しむというキャッチ&リリースとはまったく違う発想だと思いました。
今後も狩野川におけるフライフィッシングの在り方の意見を求めたいと思います。
先日、灰田さんより「なぜ?」というメールを頂きました。内容は狩野川の支流におけるフライとテンカラが5月20日で終わりになってしまい残念であること。そして、この先もずっとそうであるのかというものでした。
狩野川の支流でフライやテンカラをする釣り人にとってはこのことは共通の問題であり、餌釣りが許されている以上フライやテンカラも解禁してほしいのは共通の願いだと思います。
本日(5月1日)狩野川漁協に行き、事務長にこの件について尋ねてきました。これは正式な回答ではなく私と事務長の会話ですが次のような話を聞くことができました。
1)釣り人から狩野川本流でのフライ解禁を求める声が多い。これについては、例えば修善寺橋までを解禁にしてフライの期日を5月10日ぐらいまでとするなどと考えられる。
2)アユ釣りに関係ない上流域では、餌釣りと同じ9月30日までは可能かも知れない。大見川で言えば筏場や地蔵堂や菅引の上流。
3)上記のようなフライやテンカラに関する件が漁協の役員会でも時々出ることがある。
4)漁協に対する要求を言ってきてほしい。
以上のような会話でした。
今日の話では漁協としても1)と2)については前向きに考えているような感じがありました。そして4)のように多くの同じ意見が集まれば近い将来で1)と2)について実現することがあるかも知れません。しかし、狩野川漁協としては財政をアユ釣りによってまかなっており、このフィールドを荒らす(環境や釣り人同士のいざこざの)ようなことがあれば、実現は難しいものと思われます。もっともフライフィッシングをする人にそのようなマナーを守れない人はいないと思いますが。
これらのことから、このホームページをご覧になっている方々から上記のことについて意見や漁協に対する要求を頂きたいと思います。そして、それらのものを漁協に持っていき我々の釣りに関する環境が良い方向へと整っていけばと思います。ぜひみなさんの意見をお寄せ下さい。