*旧日本領 南樺太

1905年9月5日、日露戦争の講和条約「ポーツマス条約」により取得(樺太の北緯50度以南)



・樺太鉄道
樺太庁鉄道東海岸線の落合(おちあい)から敷香(しくか)を結んだ鉄道。昭和16年4月1日に樺太庁鉄道が買収、昭和18年4月1日に国鉄へ編入樺太東線となる。


樺太鉄道北端、敷香の入場券。研究所所有の入場券では日本最北端の券。


概算切符。昭和11年開業の南新問(みなみにいとい)〜敷香間の記載がないので、それ以前のモノと思われる。


通学定期券。樫保(かしほ)駅発行で、区間は樫保〜東礼文(ひがしれぶん)となっている。


・日曹恵須取鉱業所
西海岸北部の要所、恵須取(えすとる)の専用鉄道。恵須取町は昭和20年10月1日に市制が予定されていたが、果たせなかった。


五枚綴りの粗末な軟券の乗車証。



*旧日本領 台湾

1895年4月17日、日清戦争の講和条約「下関条約(日清講和条約、馬関条約)」により取得


・台湾総督府鉄道
台湾における国有鉄道。


縦貫線桃園(とうえん)から基隆(きいるん)ゆきの二等乗車券。


宜蘭(ぎらん)線端芳(ずいほう)発行の団体員の章


・明治製糖
台湾に多く建設された製糖鉄道の一つ。台湾総督府鉄道縦貫線の嘉義(かぎ)から分岐していた。


朴子から田尾ゆきの乗車券



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