死ぬくらいなら生き抜け話

How are you doing?

こう毎日ドタバタだと誰もいないところへ一人で行きたい！って思ってしまう。そんな風に思ったことない？でもね、一人になってみると、そりゃーもう自分の無力さを思い知らされるわけよ。人間、一人じゃなーんにもできない。

例えばこの写真。見渡す限りの水平線。前も後ろも右も左も遮へい物は一個もない。で、目の前に見えているところに辿り着くまでに半日掛かるという事実。時速120km/h位で巡航してもだぜぃ。当然、走れば燃料は乏しくなり、頭の中は不安で一杯。もしここで転けたらどーなる？ 数時間経っても人っ子一人通りゃしない場所で…。日本にいるとこの辺りの感覚がなく、本当に一人になったときどーすりゃいいのさ？となるのさ。バイク乗りで北海道ツーリングをした人なら何となくわかるかな？でも、国内じゃ言葉が通じるしガソリンだって何とかなる。 この写真はテキサスの郊外だけど、アメリカバイクツアーなんかでもオレが味わった孤独感は体験できないね。何せツアーだから。第一、ツアーでこんな危険な場所に行かないしさ。北海道はどでかい？そーは思わんね。

最近、いじめ云々や言葉尻をとらえて大問題にしてしまう風潮があるけれど、言う側も言われる側も、お互いの存在があればこそ。気にくわないヤツだって居ないよりはマシってのがオレの考えだ。オレ自身、子供の頃は頻繁に引っ越しをしていてよくいじめられたけど、 こんなヤツらのせいで死んでたまるか！いつかぎゃふんと言わせてやるぜ！なんて子供ながらに思ってたね。いじめを苦にして自殺しようと思ってる人。確かに親のあまやかしで育ってきたという経緯もあるとは思うが、親が悪い、学校がわるい、 仲間がわるいと非難ばかりしていてもつまんねーだろ？文句垂れててもなーんも始まらない。生まれてきたのは世の中に必要な存在であるからで運命だと思う。人生の中でつまんねー時期もあるが、そんなの一瞬。ちょいと我慢しているウチに過ぎ去ってしまうものさ。 いじめているヤツらもそん時は楽しいかもしれんが、そのうちむなしくなってくるぞ。オレは子供同士の悪ふざけは否定しないけれど、陰湿ないじめはふざけんな！と思うね。

もしいじめで困っている人、いじめた経験があって後悔している人がいたなら、一度海外へ一人で行ってみるといい。丸腰でアメリカを歩いてみな。始めはいつ殺されるかわかんない恐怖心ばかりだが、郊外へ行けばいくほどどんなクソ野郎でもいればいいなと人恋しくなるから。 道中に死ぬことがあっても、それは与えられた運命と思うしかない。もし運悪くそんな風になっても親は涙を呑んで諦めるべし。人間なんて一人でできることには限界があるし、どんなに頑張っても大自然の力には逆らえないからさ。

エニウェイ、簡単に死ぬんじゃねぇ！簡単に殺すんじゃねぇ！
人間同士なんてちょっとした思いやりがあれば、けっこう楽しくやっていけるもんだ。ボチボチ、現代の甘ったれ感覚を捨てて、日本人の美学である大和魂に目覚めるべし！

それじゃあ　また