渓流のフライフィッシング(2000年)


4月5日
 2日に杉山さんから27cmのアマゴを釣ったと報告がありました。アイツの姿を見てから約1ヶ月、仕事後の時間をほとんどをあの場所に捧げた(ちょっと大げさかナ)努力が実りましたね。おめでとうございます。あの流れの中でこれだけの型が出ればかなり竿をもってかれたんじゃないでしょうか。4日に直接現場で話を伺ったとき12〜3m下流で取り込んだと丁寧に教えてくれました。
 刺激を受けた私は、前回27cmが出た場所で再度挑戦をしました。4日は18時前からヒゲナガのハッチが凄くライズもあるんですが何を食べているかわかりません。12番のCDCカディスを何回かキャストしたときにバシャッと来ました。Winston#3をグイグイと曲げてくれ水中に持っていってくれます。しかし、前回のウグイと同じで深みにはどんどん行ってくれますが縦横の走りが無くまたウグイかなと思ったらやっぱりウグイでした。しかし、今回はメジャーで測ってみるとジャスト30cmと尺ものだったので写真を載せます。私と杉山さんはこの場所でアマゴを釣るために、アマゴ1匹に対してウグイ・オイカワを1〜20匹釣っているんじゃないでしょうか。
 3日は、18時前に例のポイントでライズを発見、12番のグレイ系のメイフライで1発で来ました。25cmのアマゴでした。写真を撮ったんですが失敗して写っていませんでした。
 日にもよりますが、この時間(17時〜)この場所では12〜16番のメイフライ、ガガンボ、ヒゲナガが多くハッチしています。

4月2日27cmアマゴ(杉山さん)、4日のウグイ30cm(三枝)

4月2日
 釣りには出ていたんですが、最近は掲示板の書き込みの方が楽になってしまい、HPの更新が遅れてしまっています。

4月1日には3回目のオフ会を開きました。今回は家族サービス(といってもほとんど旦那の自己満足で終わったような)と言うことで昼のバーベキューを行いました。黒岩さんファミリー、杉山さんファミリー、浅野さんファミリー、清水さんグループ、池ヶ谷さん、藤本さんと総勢19名が参加してくれました。忙しくてあまり釣りの話ができませんでしたが、黒岩さんが自慢のロッドを何本も持ってきてくれ私は、ウィンストンの3番と2番のロッドを借りてしまいました。これでアイツを、、、
 また、午前中清水さんが地蔵堂川でアマゴ・ブラウン・イワナと5目釣りを楽しんできたようでみなさんポイントやフライなど興味深く伺っていました。私も清水さんに土日の朝は三枝商店でポイントの説明会をやってくださいとお願いをしたんですが、釣りの方が忙しいと断られてしまいました。
 さて、バーベキュー終了後はそれぞれが釣りに行ったり温泉に行ったりとプライベートを楽しみに行きましたが、イブニングに私が例の場所に行くとすでに杉山さん、藤本さん、浅野さんがアイツに挑戦していました。私は早速黒岩さんにお借りしたウィンストン8・1/2#3のロッドで挑戦しました。カディスがハッチしていましたが昨日と同じ14番オオクマもどきで挑戦しました。何回目かにフライが吸い込まれるように沈んだので合わせるとググーッと竿を持って行かれました、昨日のアマゴより強い引きで、ウィンストンがやはりバット部から曲がり込んでいきます。思わず根掛かりしたのかな(ドライで釣っているのに)と思うほどビクともせず「とうとうアイツが連れたか」とニヤリとしましたが、徐々に魚の元気がなくなり最後はあっけなくランディングしてみると30cm弱のウグイの腹にスレで掛かっていました。しかし、ああいう流れの強い淵の中で大きなウグイが釣れると、以前杉山さんが言っていた「竿がおれるかと思った」と言う体験ができます。
 このイブニングでは、杉山さんにアイツの当たりらしきものがあったが合わせ切れで残念。また、同ポイントで釣っていたFFはアイツの姿を見てしまったようで「来週もまたきまっせ」と言っていましたが、色々と話をしていると横浜から来たクニバヤシさん?とおっしゃり黒岩さんの釣友だったようです。世間は狭いですね。
 バーベキュー参加の皆様、ご苦労様でした。

 3月31日午前中は風もなくポカポカと暖かかったんですが、午後から風が吹き出し、14時過ぎからはポツポツと雨も降り出しました。一時は強い雨も降りましたが17時頃にはパラパラと降ったりやんだり、天気が崩れる日はフライにとってはコンディションが良くなることを以前森村さんから聞いていたので、17時30頃楽しみに例のポイントに入りました。ポイントについてもハッチもライズもなかったんですが「3月後半の大見川はオオクマ」(Flyfisher誌3月号)と言うことで14番の茶系のオオクマもどきで流芯のサイドを流しました。正確には二つの流れが交わっている上流側の流れの緩やかな流れでした。18時頃に何回かフライに対してアタックがあった後フッキングすることができました。魚が流芯の淵に潜り込んだため662の竿がバット部分からググッと曲げられ5m位下流で無事ランディングすることができました。胸板の厚い型の良い27cmのアマゴでした。18時15位からヒゲナガのハッチが始まりましたがそれに対するライズは見あたりませんでした。今日はアイツの姿(ライズ)は見ることはできませんでしたが、3月5日にアイツの姿を見てから杉山さんと2週間以上イブニングに通った甲斐がありました。でも、やっぱりアイツを釣りたい、、、
 
 3月26日は午後から黒岩さんと待ち合わせ、強風の中でも釣りができそうなポイントを探しながら、徳永川、大見川と釣行しました。徳永川には2時半過ぎに入り1時間ほど釣りましたが二人で仲良く12cm程のチビアマゴを1匹ずつ私は16番の黄色いメイフライ、黒岩さんはフタバコカゲロウのイマージャーで水面直下をドリフトさせて釣っていました。反応は数回合ったんですが、上流に行くに従い全くなくなってしまったため大見川本流に場所を変えました。大見川では筏場地区の堰堤を2人で交互に攻めました。最初に私に14番のメイフライに21cmの朱点の無い綺麗なヤマメが来ました。その後、黒岩さんが堰堤プールでアマゴの群を発見、22cmを釣った後は反応が無くなってしまいました。
 今週は送別会など夜まで都合が悪いことが多く例のポイントへのイブニングはあまり行けませんでした。


21cmのヤマメ(左)と27cmのアマゴ 


戻る