鮎友釣り情報   

2002年7月16日

台風7号通過する   

 先週の台風6号に続き今週も台風が伊豆地方を通過した。16日早朝より風雨が強まり、中伊豆では9時頃から暴風雨圏に突入した。昼頃まで雨が続いたが午後には真っ青な空が顔を出した。今回の台風では前日比約50〜60cmの増水と強い濁りを出したが、6号よりも水量は少なく濁りは強い(特に冷川)ようだ。(平水より90〜100cm増)
 前回は11日に大水が出て12日には釣り人が川に入ったが、今回は前回の影響もあり釣りをするためにはしばらく時間がかかりそうだ。

 さて、今年は狩野川漁協組合員による鮎釣り大会が8月4日(日)に、好鱗を本部として清水・田代堰堤から長谷川オトリ店までの間で実施されます(これに伴い8月3日はこの区間は川止めとなる)。 各地区が大会に備え練習会や予選会を実施していますが、台風6号後の14日(日)に沼津地区組合員が好鱗を会場に37名の参加により大会を行いました。結果は以下の通りです。
1位高嶋範博氏14匹、2位青木靖雄氏13匹、3位高嶋健一郎氏・大倉弘範氏11匹、5位山田稔氏・栗原良彦氏10匹、8時30から12時までの3時間半での結果ですが、当日の強風・増水などの条件を考えると良い結果では無かったでしょうか。
 好鱗会では小沢氏が17匹を釣りました。
 上流部では12日(金)より釣り人が入っているが台風前に比べ小型の鮎が掛かるようであるが、梅木橋下の堰堤ではかなりの良型が堰堤を越えようと跳ね上がる姿を目にすることができる。川が落ち着き垢が付いてからどんな様子になるか楽しみである。

2002年7月11日

台風6号通過する   

 伊豆地方は7月10日朝から台風6号の接近とともに11日未明にかけて強い雨が降り続き久しぶりの濁流となりました。町の放送で10日夜10時過ぎに、梅木橋での警戒水域に達したための注意が放送されました。大見川では2m位の増水があったのではないでしょうか。11日夕方の状況では強い笹濁りで水の引きは予想以上に早いですが、川は綺麗に洗われたため5日から1週間程度は友釣りができる状態にはかかるのではないでしょうか。

 さて、特別解禁から2週間がたちましたが大見川上流部では、釣る人で1日釣って25〜30匹、半日で10〜15匹、夕方オトリ1匹持っていって5〜10匹、釣らない人(私:1〜2時間)0〜10匹という状況でした。型の方は19cm〜21cmが平均でしたが、最近では25cm・26cmの大型も釣れて来るとともに15cm前後も混ざってきました。ポイントを見極めることによって釣果の差が大きいようです。この辺は伊東市や地元の常連さんが多く皆さん良くポイントを知っています。場所によっては仕掛けも6m竿に0.5号通しなど大型の鮎を楽しむ事に徹するようです。

問題点:菅引川において橋の付け替え工事を実施していましたが、7月8日・9日と強い濁りを出しました。特に9日は白濁したセメントのような濁りを出し(後に漁協から深層部の石灰質を掘ったからと報告に来てくれました。)、下流で釣っていても濁りとともに多量の鮎が下っていきました。(この一時、入れ掛かりになりました。)上流で釣っていた釣り人からは魚が浮き始めたと報告してくれる方もあったほどです。すぐに漁協では役場の職員とともに現場に出かけたようですが、一時濁りは良くなったが夕方にはまた濁りを出していました。
 大見川上流部には発電所取水口があり、梅木橋の堰堤を水が越えていない限り、下ってきた魚は水路に入り込み逃げ場が無くなってしまいます。せっかく大きく育った鮎たちの行方がとても心配です。台風のような単なる濁流であれば魚にとって問題はほとんどないと思いますが、今回のような魚に影響があると思われる物質が流れることは大きな問題であると思われます。

2002年6月23日

 2002年度 特別解禁区解禁   

 23日に大見川特別解禁区が解禁となった。当日は特別入漁券を購入した釣り人のみが対象となったが、早朝からの冷え込みにより釣果の方はここ近年で最悪の結果となったようだ。
 10時頃に川を見た様子では、例年の如く新橋周辺に人気が集中したが、冷川方面では一桁の釣り人しか入っていない状況だった。新橋から見ていた地元の鮎師達は「釣れてないねー」と声を揃えていた。
 好鱗からの遠征組も、例年40〜50匹は釣っているメンバーが最高で有元氏の17匹、小沢氏の13匹、他の釣り人は一桁と午前中早々に引き上げてきてしまった。
 今日の結果は、本当に昨日・今日の冷え込みが原因か他に問題があったのか、これからの状況でハッキリすることである。

特別解禁:有川氏の鮎

 週末の好鱗も冷え込みが強かったですが、土曜日には一般のお客さんで40匹、好鱗会では木村氏の32匹、漆原氏の30匹、20〜30匹の釣り人が多かった。
 日曜日は木村氏の28匹を頭に10〜20匹といったところか。

好鱗:木村氏の鮎(23日)

2002年6月20日
 
USオープン、ワールドカップと夢中になっていました。さて、好鱗では先週末は20〜30匹前後という釣果でしたが肝心のメモを無くしてしまい詳細については書けません。(Rさんごめんなさい。)
 18日には久しぶりに1日雨が降り続き大見川冷川ともに濁流になってくれ梅木橋で30cm程増水しました。
 19日には好鱗では濁り無し20cm増水という好コンディションに恵まれ、2時間ほど竿を出しました。川に入らない釣り方ですがいつもの好鱗前下で良型鮎が泳ぐのをサイトフィッシングすることができました。22cm・105g前後が3匹と揃い18〜9cmが4匹その他と面白い釣りができました。バラシも多く川に入らないため手返しも悪いですが僕にとってはまあまあの釣りでした。
 この日は好鱗会の杉山さんも入っており午前中で20匹以上、やはり良型も多数いました。

19日良型が揃った。

2002年6月9日
今週末も天候に恵まれ多くの釣り人が好鱗を訪れた。川の状況としては相変わらず減水気味で大きな雨が欲しいところである。
 9日(日)には東京の青流会さんの例会が好鱗で実施され宮本英輔氏が30匹を釣って竿がしらを取った。早朝より午前中の競技であり、9名が参加し平均14匹位で早朝のうちが掛かりが良かったようである。

宮本氏の鮎

 好鱗会では杉山氏が午前中で20匹、遠藤氏が14匹、1日釣った有元氏が20匹、木村氏が20匹、脇田氏が17匹、久野氏が17匹、漆原氏が15匹であり全体的に小型と良型の比率が良型が多くなってきた。
 8日(土)は有元氏が30匹、熱海の澤野氏が31匹、久野氏が17匹、広瀬氏が15匹、遠藤氏が15匹であった

有元氏の鮎:良型が多くアマゴも混じった。

2002年6月6日
 今週も日中は好天に恵まれ、釣りに対するコンディションは良いが、日に日に水位の方は低下する一方で、増水による鮎の動きが欲しいところである。昨夜雷雨があったが期待はずれの小雨であった。
 好鱗では釣る人で20〜25匹と言ったところで、今日は好鱗会の杉山氏が午前中35匹を釣り上げていった。昨日は同じく好鱗会の角倉氏が22cm・110gの良型を釣り好鱗食堂のチャンピオンボード!から私の名前が消し去られてしまった。
 さて、私の方は相変わらず1日1〜2時間ほど好鱗で竿を出すが3〜6匹の貧果である。しかし、先日のカジカに続き尺アマゴ、大鯉、もくず蟹とバラエティー豊かに釣れている。これらは糸を切られたり針を折られたり空中でハサミを開かれたりで個体は確認できたが手に取ることはできなかった。とくに大鯉にいたっては太仕掛け(1号通し)で望み、これはいけると思ったときに3本イカリの1本が折れてしまった。
 さあ、このまま引き下がるわけにはいかず、釣った鮎をぶつ切りにウナギの置きバリを仕掛けたところ見事な天然ウナギが掛かってくれてました。体長77cmで胴回りもしっかりしたウナギ君でした。早速蒲焼きにしてマイ・ファミリーのスタミナ源にしちゃいました。

ピンぼけですが良型ウナギ:子供達も「さわる、さわる」と興味津々でした。
ウナギをクリック

2002年6月2日

昨日に引き続き今日も好天に恵まれ、鮎も活発に動いたようである。午前中に比較的良型が出たようだ。
今日は好鱗会の木村氏が午前中に36匹と好釣果を残した。型も17〜20cmが多く揃った。
 また谷亀氏が28匹、小沢氏24匹、久野氏20匹、磯村氏18匹、谷藤氏14匹と好鱗会例会に向け調整もぬかりない。そのほかにも30匹を越える釣り人もいました(名前を確認できませんでした)
 相変わらず渇水状態で、解禁日の上の写真より10cmほど低い水位である。鮎の育ちのためにも大きな雨が欲しいところである。

木村氏の鮎:良型が揃った

小沢氏:左昼食前、右昼食後

磯村氏

久野氏

2002年6月1日
 
朝から快晴に恵まれ、鮎の活性も高くオトリ鮎を良く追ったようである。
 好鱗では午前中、好鱗会佐野氏の30匹を頭に松浦氏25匹、遠藤誠氏25匹、宇野氏13匹という結果であった。

 夕方4時前から6時前までの約2時間ほど好鱗前で竿を出した。いつものように川に入らずに好鱗の下流で釣ったが5時前後に良型が立て続けに掛かってきた。写真下のチビちゃんがオトリとしてしっかり働いてくれ、22cm・100gを頭に20.5cm、19cm2匹ほか計7匹の釣果であった。(他にタモから1尾逃げ、超小型1尾リリース)

2002年5月31日

解禁後初めての週末を迎える。今週は前半より雷雨や夜間に雨が降った日が多く、水温が上がらないままアユの活性が低かったようである。また、雨が降った割には解禁日よりも減水状態が続いている。
 今日の好鱗も午前中に数人の釣り人が入っていたもののどうしても小型が多く、午後には山梨の佐藤さん達の2名となったが小型が多いながら32匹を釣っていった。
 夕方1時間ほど好鱗前で竿を出した結果、20.5cmを頭に13cmまで6匹の釣果であった。浅場では小型が群泳し掛かる魚も小さいが、瀬や深場で掛かるアユはそれなりの型が掛かってきた。

最大で20.5cm、最小で13cm

2002年5月26日 アユ釣り解禁日

 5月26日、快晴の下2002年度のアユ釣りが解禁しました。今年は天然遡上量が多く、春よりアユ友釣りにはかなりの期待がかかっていましたが、さて皆さんの釣果のほどはいかがだったでしょうか?
 好鱗では、午前中に伊東の堀井さんが45匹を釣り竿頭となったのをはじめ、好鱗会のメンバーでは平川氏が26匹、遠藤誠氏が21匹、木村氏が20匹、宇野氏が18匹、神谷氏が14匹(以上午前中の釣果)、また1日川に入った小沢氏と吉岡氏がそれぞれ30匹、有元氏が23匹という結果でした。
 型の方は全体的に小ぶりが多く、最大では吉岡氏の20cm・80g、有元氏の20cm75gであり、このサイズは放流魚が育った物と思われる。

伊東市の堀井さんのアユ45匹(午前中の釣果)

好鱗会:小沢氏30匹
最大で19.5cm・70g

好鱗会:有元氏23匹
大きいのが20cm・75g

三枝5匹
午後3時過ぎから1時間半の釣果
サンダルにズボンだったので好鱗前の浅瀬で釣る
最大で20cm・70g

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