*ま行*

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・まどぐちばんごう【窓口番号】
数字を使う窓口符号のこと。
→まどぐちふごう

・まどぐちふごう【窓口符号】
出札窓口が複数有る駅で発行される入場券・乗車券等に印刷される符号で、発行した窓口が解るように窓口毎に入れる符号。
窓口数の極端に多い駅は数字が使用され(下左)、少ない駅はローマ字が使用された(下右)

・まるす【マルス】
指定券を発行するためのオンライン・システムとして開発され、昭和35年に「マルス1」が登場したが空席予約情報しか表示出来ないもので、発券は手書きでおこなっていた。
本格的に発券が行えるようになったのは昭和39年に登場した「マルス101」と呼ばれるもので、これが現在の基礎となっている。
その後、昭和40年「マルス102」、昭和43年「マルス103」、昭和45年「マルス104」、昭和47年「マルス105」、「マルス202」、「マルス205」、「マルス301」……とさらに改良を続け、現在に至っている。
下は日立製作所発行の「マルス101」A4サイズリーフレット。

・まるすけん【マルス券】
マルスによって発行された券を指す。正式には「特殊共通券」と呼ばれる。
→まるす

・むさつしょうめい【無札証明】
→じょうしゃしょうめいしょ

・むさつのしょう【無札の証】
→じょうしゃしょうめいしょ

・ものくらすせい【モノクラス制】
昭和44年5月10日に等級制を廃止し制定された現在の料金制度のこと。
運賃は単一となり、1等車は特別車両(グリーン車)となり特別車両券(グリーン券)が初めて登場した。


*や行*

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・やじるししきじょうしゃけん【矢印式乗車券】
乗車券の通用区間(有効区間)表示の一つ。昭和3年、一般式に代わる初めての様式として登場した。
両矢印式乗車券とは本来同一の様式となっているが、普及度と使用目的の違いから(片)矢印式乗車券と別称するのが一般的である。
国鉄の硬券ではあまり使用されず昭和30年代には早々と消滅してしまったが、私鉄では現在も使用されている。
現在のマルス券や一部の券売機券では現在も使用されている(下右)。但し、この種の矢印式は「一般式」に分類するのが正式である。
→いっぱんしきじょうしゃけん
→きんがくしきじょうしゃけん
→そうごやじるししきじょうしゃけん
→りょうやじるししきじょうしゃけん


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