渓流のフライフィッシング(2003年)[渓流番外編]

2003年フライフィッシング

2003年5月20日

2003年、狩野川フライフィッシング終了
’03狩野川FFさよならパーティー

 今シーズン最後の土日となる5月17日〜18日に「’03狩野川FFさよならパーティー」を実施しました。恒例のイブニング終了後、釣り宿「好鱗」に集合しバーベキューをやりながら03年の狩野川FFを熱く語り合いました。毎度のことながら皆さんのFLYBOXを見せてもらうのはとても参考になるのですが、自分のを見せるのは全く恥ずかしいですね。
 子供たちは餌釣りをしたり、花火をやったり、朝の5時からスケボー、ローラー、キックスクーター、自転車、一輪車で好鱗の坂でスピードレースをしたりで大はしゃぎ!大人も子供も楽しさ満点の1日でした。参加者22さん、しみさん、968さん、asanoさん、オカチン、kikuちゃん、すぎニッキちゃん、村上君、藤本君、彼女、私の11名+Jr5名。

子供たちは早朝5時に記念撮影、夜は花火大会

大人たちはBBQの締めは富士宮焼きそばと、ドラム缶のたき火台を囲んでFF談義

ラストは40cmイワナ

 今シーズンの狩野川でのフライフィッシング・テンカラが5月19日をもって禁止となりました。3月1日の解禁日から5月19日の80日間の遊漁期間で、今年も60日は川に立っていたような気がします。毎年のことながら3月の解禁直後はあまり良い釣りができませんでしたが、4月中盤からの大見川イブニングは今年もエキサイティングな時間を過ごすことができました。
 5月19日の最終日には40cmのイワナを釣ることができ今シーズンの締めくくりにふさわしいイブニングタイムとなりました。
 この日は、今まで何度か通った支流でしたが、この区間では今までフライを流しても全く生物的な反応がなく、なぜこれだけのハッチがありながらライズがないのか不思議に思っていました。最終日どこに入ろうか迷いましたが、今まではここと思ったポイントではそれなりの反応があったので、だめ元でこのポイントを選びました。6時20分過ぎにポイントを釣り上がっていくとプールでライズが始まっていました。0.3号のティペットに#16EHCを流すと銀毛した21〜22cmのアマゴがすぐに2匹ヒットしてきました。

21cm銀毛アマゴ

 その後、大きなライズが始まりヒットするがテンションがかかった瞬間スパ〜ンとティペットが切れちゃいました。今まで30cmクラスなら問題なく03号でもランディングできていたのにここ何回かこんなことが続いています。今度は#12cdcダンを流すともう一度ヒットするがティペットを切られてしまった。やはり合わせ切れではなくラインにテンションがかかった瞬間にフワ〜ンと切れてしまった。
 暫くポイントを休ませようと上流に釣り上がり7時過ぎにもう一度このポイントへ。結構な数のライズが起こっています。今度はラインを切られないように5xに結び直しフライは#10大見川イブニングSPに。ドカ〜ンときてグゥウィ〜ンと上流に走ります。暫くやりとりをしますが、先日大きな魚をリールのドラッグを効かせながら遊んだときに最後の最後にフライがはずれてしまうという愚挙を犯してしまったので、今回は丁寧にロッドを操り時間をかけてランディングしました。計測の結果40cmの胴回りのしっかりとした綺麗なイワナでした。フライはガッチリと口の奥に喰えられていました。今まで03のティペットで30cmクラスを釣っていたときにはフックが唇にしっかり掛かっており、ラインが口の外に出ていたのに対し、ここのところ多かった大型がヒットして合わせ切れでなくラインにテンションが掛かった瞬間に切れてしまっていたのは、このように口の奥で掛かりラインにテンションが掛かった瞬間に鋭い歯でティペットが切れてしまうのだと推測できました。この時すでに7時15分、辺りは真っ暗、おまけに昨日のキャンプに懐中電灯を使ったまま忘れてしまい、写真を撮るがピンボケに、プールでは大きなライズがまだ起こっています。気持ちは焦るが何とか#8マドラーミノーにフライを交換し流すが、2回ほど掛かったが掛かりが浅くバラシでthe end.これで2003シーズンの狩野川フライフィッシングは終了しました。

40cm、大見川イワナ

2003年5月11日

5月のイブニングは

 毎年の事ながらこの時期の大見川イブニングは大型フライで楽しいイブニングタイムを過ごすことができる。もっとも私の場合はPM6時20頃から川に立ち、ほんの数十分間の至福の時間ではあるが。
 5月1日からの毎日の釣行であり、1日1〜2匹の釣果はご覧の通りである。コメントは、、、忘れちゃいました!

5月11日
#10大見川イブニングSPshimizu改、28cm・29cmイワナ(pm6:20)

5月10日
#10大見川イブニングSPshimizu改、22cmヤマメ(pm7:10)

5月9日
#10大見川イブニングSPshimizu改、27cmアマゴ(pm7:05)

5月8日
#10大見川イブニングSPshimizu改、25cm・24cmアマゴ(pm6:45)

5月7日
#10大見川イブニングSPshimizu改、24cmアマゴ(pm7:00)

5月6日
!BOUZU!

5月5日
#10大見川イブニングSPshimizu改、28cmアマゴ(pm7:10)

5月4日
#10大見川イブニングSPshimizu改、30cmイワナ(pm7:00)

5月3日
#10大見川イブニングSPshimizu改、22cmアマゴ(pm6:30)

5月2日
#10モンカゲ、30cmイワナ(pm6:30)

5月1日
#18cdcカディスにて27cm(pm6:40)

2003年4月18日
大見川、活性高まる!

 毎年この時期の大見川イブニングはガガンボ、ヒラタ、ヒゲナガ、モンカゲ等が複合的にハッチし、夕方の一時、瀬に居着いたアマゴたちを狂喜乱舞させてくれる。そこにタイミングさえ合えばFFMも狂喜乱舞の世界を体験することができる。
 今週は子供の迎えのため狩野川本流は一時お預け。子供を家において、とっとと川に向かうと、、、
 
 14日(月)は梅木橋上流に入るとビシッ、バシッとすでにあちこちでライズをしている。今シーズンから使い始めたTMC100SP−BLで巻いたフライにバシッと鋭いライズでフッキング25cm位か?小気味よい引きからローリングをすると「あれ、バレタ!」こんな調子で4匹ほどバラシその日はthe end!
 日曜日に森村さん、佐藤成史さん、藤本君と温泉に入りながらバーブレスフックによるバラシの話になった時、森村さんから「バーブレスのバレはローリングの対処や、ラインのテンションをゆるめてしまったりすることによる、最終的には腕の問題だと思うんですよ」とありがたいお言葉をもらったばかりであった。
 
 15日は天候が崩れ、夕方にはかなり強い雨が降っている。「まあ、ちょっと川でも見ていくか」と帰りがけに本流のいつもの場所を覗くと雨の中一人のFFMが「がんばってるなー」暫く車から見ているが寒いから帰る。
 夜、Sさんから電話があり「なんで、三ちゃん帰っちゃうのよ〜!」!!! やっぱり3日連続尺釣り師は違うな〜。(Sちゃん電話では今日は行かないって言ってたのに)
 
 16日は新橋上流に入る。pm6時、すでにすごいハッチとライズが始まっている。ガガンボにヒラタか。そんな簡単に腕が上がるはずがないので密かにバーブの付いたガガンボを結ぶとバシッとすぐに24cmが、ブロック上からだっらので多少ランディングと写真撮影に手間取るが無事にリリース。しかし次が続かない、今日は久しぶりにイブニングライズの嵐を見て焦っているのか、フライをいろいろ試そうとするがライズを横目にアイにラインが通らない、ラインがうまく結べない。「あ、このフライに出ない」と、またフライ交換に手間取ってしまう。結局ヒゲナガが飛び出したところでヒゲナガに1発25cm。まだまだ、腕も精神も未熟であると悟ったイブニングであった。

24cm(上)、25cm(下)

 17日は清水氏の「今日は満月、大潮の満潮は午後6時過ぎ。虫たちもアマゴたちもそしてボクタチも、血沸き肉踊る大饗宴が繰り広げられる予感」という情報に杉山氏と踊りながら本流へ。結論から述べると踊ったのは僕たちだけでした。しかし、対岸でのあきらかにヒゲナガを補食しているともわれる「ドボンッ!」ライズは大物の予感!でも、私のイオタ6’11ではとても届きません。今度は7番ロッド(竿2本しかありません)でも持っていこう。

 18日は飲み会があったためAM5時45に、以前藤岡さんが「30cm鼻曲がり釣ったよ」という穴にピンポイントで行って来ました。結果は30mほど釣り上がる中で20cm1匹だけでした。しかし、早朝のせせらぎはとても気持ちの良いものでした。それと、この時間にも結構な虫がハッチしているんですね。AM6時20分帰宅。
 この日は、この後に判竹氏と藤岡氏が時間をおいて入ってようですが皆さん楽しめたようです。
同じポイントでも川の歩き方さえ気をつければ、時間をおけばしっかり出てくれることを悟った1日でした。
 杉山氏のイブニングは大見川で28cm3匹、25cm、and more!!!

下の写真は今日の藤岡さんの魚たちです。

2003年4月11日

苦悩した日々。

 前回の更新が3月15日だったので約1ヶ月ぶりの更新になります。さて、この1ヶ月間に狩野川本流に通うこと10日間、3回に1回は大見川で釣っていたのでほぼ毎日釣っていたことになります。しかし、本流では全く私のフライをくわえてくれませんでした。「う〜ん、なぜ釣れない?なんでだろ〜?」と苦悩していたわけです。まあ、大見川で釣るときには「ぼ」は無く、この程度(23〜25cm)↓のアマゴは釣れていたし、

 時にはイレギュラーなこんなマス族も釣っていました。
 では、なぜ釣れなかったのだろ〜?と言い訳を考えてみました。
 狩野川雲金橋から大見川小川橋はここ10年来の私の通勤路である。毎日朝夕思いのポイントを眺めながら車を走らせている訳だが、広大な川にしてポイントを絞るのが難しかった。毎日通ると言っても夕刻の6時前後で実釣時間は30分前後である。今年は気温の低い日が多く水温も低く(多分)イブニングで魚が反応する時期が遅かった。等々言い訳はいろいろありますが要するに自分の腕が未熟であるだけだったようです。
 早い時期から清水師匠はりっぱなアマゴを釣ってるし!雨の中真っ暗になって寒いからもうやめようと川から上がって上流と見るとまだやってる釣りバカ(失礼!)が2人、近づいたら森村さんと杉ちゃんでしっかり2人とも釣ってるし!!杉ちゃんなんかここ3日連続で尺釣ってるし!!!50m下流で釣ってるボウズの僕に「今、尺でたよ〜」といつも電話かけてくるし!!!!
 へへ、でも昨日9日目にして来たんですよ。ピシッ、ズボッ、ギュイ〜ン、やっぱ本流の魚は引きが違うな〜、おもしれ〜おもしれ〜!うっ、なんか色がしろいぞ、ちょっと本流にしては細めだし。うわ〜やっぱりウグイだ〜。と本流1号は27〜8cmウグイ君でした。
 そして、今日はポイントを変えてみました。17時50分頃から結構なライズがはじまり、20番から16番のフライを流すが全くフライに反応せずにその横でバシッっとライズをする。結局、暗くなってきたので10番cdcカディスフローティングピューパを流したら27cmの綺麗な幅広アマゴ君↓が遊んでくれました。これで10日目にしてめでたく狩野川本流での1匹目がゲットできました。

 実は昨日まで通い込んだポイントでは、35cmはあるアマゴが3mほど先で頭から尻尾を出しながらゆっくりとライズをするんです。でも小っちゃいの(20番)から大っきいの(10番)を流してもまったく反応してくれません。このポイントを離れるのはちょっともったいないですけど、今日入ったポイントはライズの数からすると相当数の魚が入っている感じなのでしばらくはここに通い込んでみます。

2003年3月15日

今週はコンディションの良い日が多かったようです。

 さて、10日ぶりの更新となりますが今回はやっと自分で釣ったアマゴの写真を載せることができそうです。今週も清水さんと杉山さんからの報告があり、曜日順に掲載します。今週は日中12時から14時くらいまでにハッチのピークがありこの時間にタイミングが合った釣り人は良い釣りができたようです。

9日(日)杉山さん、筏場でのオナシストマック(上)と清水でのアマゴ(下)と言うことで、筏場ではとても楽しい釣りができ2桁を釣ることができたそうですが忙しくてアマゴの写真は有りませんでした。清水のアマゴは清水さんと2人でこのサイズを4匹釣ったそうです。

10日(月)清水さんのアマゴ。コメントは清水さんどうぞ
「本日1時頃釣れたアマゴとそのストマック。特に今日のは見事にシロハラとフタバのDDばっかし。
とにかく一時的にすんごいライズだったのですが、ダンパターンでは出てもぱっくり食べてく
れないのです。
多分ハッチのため水面に出たものの、冷たい風に吹かれて動けなくなり羽が伸びる前に溺れ
ちゃったんだろうね。やっとの事で同じクラスばかり3匹釣れました。
ちなみに本日分に関しては、大見本流の新たなマル秘ポイントで〜す。
しかも、そこで明らかにドデカイヤツが出たんですが、スッポ抜けちゃいました。」

13日(木)やっと私の出番が来ました。今シーズンはボウズが続いていましたが、冷川にてハッチのタイミングがバッチリ合い2時間で8匹を釣る事ができました。サイズは15cm〜22cm。22cmはストマックを取ろうとしたときに逃げてしまい写真はありません。上から20cm、18cm、15cm。15cmのみオレンジ色の強い朱点があり発眼卵放流ものか去年の稚魚放流と思われます。他は在来の普通の朱点のヒレピンアマゴです。

15日(土)再び清水さん登場!ではコメントをどうぞ!
「雨の大見は最高!!まるでYGL並みにライズしてました。
11時半から2時頃までで、15、6匹釣れちゃいました。
最低で20センチ、最高で24センチ×3匹。
きょうこれなかった人はホント、かわいそぉ〜〜〜。」

ここの所イブニングは冷え込んであまり調子は良くありませんでしたが、今日は夕方雨も上がり冷え込みも少なくイブニングも良かったようです。5時半過ぎに藤岡さんから電話が入り「凄いライズだよ」ということですぐにかけつけましたが、藤岡さんはほんの一時に9匹、私は3発はずし「ボ」でした。

2003年3月5日

祝解禁

 3月1日(土)に狩野川の渓流釣りが解禁しました。朝5時30小雨の降る中、柳瀬新橋から筏場方面にかけてすごい釣り人が入っていました。この日は1日中雨にたたられ思い通りの釣りができた人は少なかったようですが、清水さんから見事なアマゴの報告が入りました。「放流魚と違い引きが凄かった」そうです。羨ましいなあ。(下写真)
 2日(日)は日中2時間ほど川に出ましたが、私には1匹も解禁の挨拶に来てくれませんでした。この日の日中は全般的に悪かったようでボウズの人が多かったようです。前日の雨による増水・水温の急激な変化、多くの釣り人のプレッシャー等の影響でしょうか。しかし、夕方には藤岡さんと喜久川さんが楽しいライズの釣りを満喫したようです。
 3日(月)には雨の中、川見をしていた藤岡さんがライズを見つけ、それを釣り上げたところ28.5cmの放流アマゴだったそうです。
 今年は解禁直後の天気が安定しておらず、もう少し暖かくなり川が安定してくれば楽しい釣りができるのではないでしょうか。

解禁日:清水さんの綺麗なアマゴ(上28cm)

2003年2月26日

解禁間近

 長期間更新をサボっている間に、渓流解禁が迫ってきてしまいました。今シーズンはどんな展開になっていくのかとても楽しみです。
 さて、今年の概況ですが

1.昨年の初夏に行われた稚魚放流量がここ近年で最高量である。
2.ユーリカや我々の行ってきた稚魚放流や発眼卵放流の効果が出てきているようだ。
3.先日行われた成魚放流では、ここ1〜2年のバカデカイ養魚(30cmオーバー)から、70〜100g23〜25cmが中心となり同じ放流重量ならば当然数も多くなる。
4.今年は夏から秋にかけ台風も多く、冬にも天候が崩れた日が多く例年より水量が確保されている。

5.今年の河川工事は現在実施されている場所(03/2/26現在)は、下流より、大見川・狩野川本流出会いより上流部(修善寺中学校下)、清水堰堤魚道工事、筏場泉橋上流、筏場追越橋上流土手、冷川持越橋下流、以上5ヶ所で濁りがでる工事を実施中。秋から冬にかけては地蔵堂川や菅引川にも重機が入っていたが、現在は濁りを出すような様子は見られない。昨年通れなかった冷川の馬場沢橋から持越へ抜ける道路は今年は通行できる。

それでは
1.については監視の堀井さんと私の二人で大見川水系だけで丸々3日間放流してきました。理由は01年に漁協での発眼卵育成が成功し、十分な放流量を確保することができました。サイズも12〜18cm位と良く成長していました。各支流ともにかなり分散させ放流しましたが、3日目の最後のバケツはさすがの私も宮上橋から「もうここでいいでしょう」というくらいの量でした。ちなみに、その3週間後に保育園児の娘とあるポイントにエサ釣りに行きましたが1時間弱で20匹ほど釣れ、娘も3匹釣りました。

2.についてはフィッシングクラブ「ユーリカ」(代表森村さん)では、毎年禁漁になってから自主的にアマゴを各支流に放流しています。02年は杉山さんと私の二人も参加させていただき有意義な時間を過ごすことができました。
 また、02年11月に実施した発眼卵放流では清水さん工藤さん岡村さん村上さんマリオさんも加わり、森村さん藤岡さん黒岩さん喜久川さん杉山さん私の11名で実施し、5000粒を菅引川地蔵堂川冷川の3支流に埋設してきました。2月にボックス引き上げに行ったときには、ボックスの中で元気に成長しボックスから出られなかった稚魚を放流してきました。私の家の池で育てた1000粒も順調に成長し、2月に藤岡さんと二人である藪沢に放流してきました。
 02年には今までアマゴの生息が確認できなかったポイントで、00年に私たちが放流したと思われるアマゴ成魚が確認できましたので、今年も大きく育ったアマゴたちとの出会いが楽しみです。

3.については今年は都合で誰も成魚放流の手伝いに参加することができなかったが、漁協養殖池で確認したところ「今年は70〜100g・25cm位が中心で去年みたいなバカデカイのはあんまり居にゃーよ」とのことでした。早速川の様子を見に行くと、地蔵堂川柚木橋下ではいつものようにライズの嵐でした。過去2年間成魚放流のあとは「デッケー」と唸るアマゴがライズしてましたが、やはり今年は「まあまあ」のサイズでした。この辺は人それぞれでしょうが放流直後の養魚30cmオーバーよりも、桜が散る頃から出てくる1年越しの尺クラスのほうがよっぽど面白いです。ですから個人的には同じ総放流重量ならば今年の方が数が多くていいんじゃないかと思っています。

4.については今年は7月から大きな台風がいくつも伊豆半島を通過し、そのたびに大水を各河川に出していきました。大見川でも同じですが、その都度梅木橋下の堰堤を30〜40cmはオーバーしているであろうアマゴがガンガンと上っていく姿を何度も確認しました。これら成魚がしっかり産卵をし子孫を残してくれるか(発眼卵放流時に、ある支流の班は天然魚の産卵現場を確認してしまった)、今年もその姿で各ポイントに居着いていてくれれば(確率低いかな)とても楽しみである。

5.についてはマイナス要素ですが、必要である工事かそうでないものかよく考えてやって貰いたいと思います。また必要な工事の場合でも工法を考え、生物に対してローインパクトでいきましょう。


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