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今日の短歌NO.12
 わたしの歌歴(後藤人徳)
 昭和59年「賀茂短歌会」入会。現在編集発行人。
  歌集:「母胎」、「祈り」「わが家の天使」(3月出版予定)

以下に紹介します作品は、作ったばかりのものをそのまま書いています。推敲の手があまり入っていません。未完成の部分が多々あると思いますが、参考にしてもらえれば幸いです。...作者より
この先は楽観論に基いて生きゆくことを始めんとする

短歌は、三十一音からなる小さな世界です。その中に自分の思いを込めます。ですから、時間はなかなか織り込めない。今の一瞬、一瞬を歌うしかないのではないでしょうか。そう思います。また、そのように作っています。

平成20年今日の短歌NO.3 平成21年今日の短歌NO.1 平成21年今日の短歌NO.2 平成21年今日の短歌NO.3

 平成21年今日の短歌NO.4 平成22年今日の短歌NO.1 平成22年今日の短歌NO.2 平成22年今日の短歌NO.3

短歌と私:高野公彦 田井安曇 五島美代子 五島 茂 岡野弘彦 田谷 鋭 塚本邦雄 土岐善麿 福島泰樹 前 登志夫 前川佐美雄 安永蕗子

短歌鑑賞:石川啄木(1) 大野誠夫 塚本邦雄 岡井 隆 前田夕暮 上田三四二(1) 上田三四二(2) 宮 柊二 斎藤茂吉(1) 斎藤茂吉(2) 

斎藤茂吉(3)

短歌鑑賞(発見ということ)(1)


5月10日(火)参考:日々の気持ちを短歌に(ブログ)

無駄をして馬鹿なまねして泣くもよし神は知るらんわれの心を

弱い者年老いた者障害者その人たちがまず救われよ

人生の最後でも良し願わくば一度(ひとたび)会いたしイエスキリストに

十字架にイエスと付きし一人なり罪を自覚し楽園に行く

先が後後が先になる謎めいたイエスの言葉思い出したり 

 
5月9日(月)
 
生きるんだマグマの伊豆に生きるんだたとえ火山や地震があるも
 
原発の廃止訴えるデモなれども感情的に嫌うわたしは
 
沈黙を守りて闇となる試練己が光となるまで続く
 
破壊者は津波だったかマルコ伝ルカ伝告げる山に逃げよと
 
人間は神のお告げを知りたくてことばを発明したのだろうか
 
 
5月6日(金)
 
ハナミズキ今を盛りと咲きたるも黒船祭り今年はあらず
 
自らを頼むことこそ捨てないで依存症など治りはすまい
 
愚かなる己れに恃(たの)みおおなんと貴(とうと)き時取り返せない
 
雨上り山より霧が立ち昇る若駒の背に湯気立つごと
 
仏教もキリスト教も止めにしてなおなつかしき南無阿弥陀仏
 
名号を唱えるのみでよしとするこれがわたしの求める宗教
 

 
5月2日(月)
 
貧しさは幸いなりと言い切りしイエスの言葉こころにしみる
 
苦しみの中に生まれし言葉こそこれこそ神の言葉でないか
 
艱難は神より賜る贈り物悲しむなかれ喜ばんとす
 
一粒の種に生まれて死にし後あまたなる実をわれ付けえるや
 
七たびの七十倍をゆるせるか裏切られ裏切られまた裏切られても
 
5月1日(日)

ほんとうのことを知るのが怖いからいつも現場に行けないんだよ

わが父はそれでもわれを信じしかこれでもかという苦しみを受け

信じよう息子娘を妻父母(ふぼ)をいかなることがありあろうとも

艱難は神より賜る贈り物悲しむなかれむしろ喜べ

一粒の種に生れて死にしのち数多なる実をわれは付けるや

七たびの七十倍を赦せるや裏切られまた裏切られまた

4月30日(土)
 
犠牲とはいかなることかキリストが死後に助けた人の数々
 
わたくしは自分のことしか考えぬなのに不平不満でいっぱい
 
馬鹿にされ唾されてなおも逃げざりしイエスは決して絶望しない
 
頬赤き娘のごとくこんなにも今年は梅がなっているなあ
 
4月27日(水)

代掻きの終わりたる田は里の空写し明日の田植え待ちいる

一瞬がわが一生と言えるほど今を生きようさあ今からだ

幾万の死にし命は子に孫に子々孫々に津波伝えん

毛の生える皮を幾重もまといおる孤独なるものお前竹の子

計らいのすべてを捨てて一心に神の働く時を待ちたし


4月22日(金)

津波にて流され死にし犬や猫あまたの家畜の数は分からぬ
わが命いかなる花道が待ちおらん桜舞い散る下を歩けば
一握の砂握りしめ津波去る浜に新たな明日(あした)を誓う
流されし瓦礫の中に見つけたる写真一枚わが家の宝
日だまりにたんぽぽを摘む少女おりやさしき母となりゆくならん