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今日の短歌NO.13
 わたしの歌歴(後藤人徳)
 昭和59年「賀茂短歌会」入会。現在編集発行人。
  歌集:「母胎」、「祈り」「わが家の天使」(3月出版予定)

以下に紹介します作品は、作ったばかりのものをそのまま書いています。推敲の手があまり入っていません。未完成の部分が多々あると思いますが、参考にしてもらえれば幸いです。...作者より
この先は楽観論に基いて生きゆくことを始めんとする

短歌は、三十一音からなる小さな世界です。その中に自分の思いを込めます。ですから、時間はなかなか織り込めない。今の一瞬、一瞬を歌うしかないのではないでしょうか。そう思います。また、そのように作っています。

平成20年今日の短歌NO.3 平成21年今日の短歌NO.1 平成21年今日の短歌NO.2 平成21年今日の短歌NO.3

 平成21年今日の短歌NO.4 平成22年今日の短歌NO.1 平成22年今日の短歌NO.2 平成22年今日の短歌NO.3

短歌と私:高野公彦 田井安曇 五島美代子 五島 茂 岡野弘彦 田谷 鋭 塚本邦雄 土岐善麿 福島泰樹 前 登志夫 前川佐美雄 安永蕗子

短歌鑑賞:石川啄木(1) 大野誠夫 塚本邦雄 岡井 隆 前田夕暮 上田三四二(1) 上田三四二(2) 宮 柊二 斎藤茂吉(1) 斎藤茂吉(2) 

斎藤茂吉(3)

短歌鑑賞(発見ということ)(1)


 
一子逝き一子障害持つなれどわれは負けない負けてたまるか
 
津波にて言葉さらわれたるごとく二十五年間子はもの言わぬ
 
幾年(いくとせ)を手塩にかけし牛や豚原発汚染に殺処分さる
 
雨上がり山より霧が立ち昇り若駒の肌汗ばみている
 
馬となり疾駆しているたてがみを風になびかせ山山並ぶ
  
5月30日(月)
 
幾重にも谷入り組みて遠山はすっかり霧に覆われている
 
小雨降る山の駅には霧迫り中より鋭き鳥の声する
 
すっかりと霧におおわれ彼方よりおおどかなるかカラス鳴く声
 
山の駅登り降りして通勤をしたるはすでに十年も前
 
静岡の歌人協会百歳の友の歌集を特別賞にす

5月29日(日)

小さき鉢に飼われ泳げるメダカたち自由自在の姿見ている

われとメダカどちらが自由のびのびと宇宙を泳ぐごとき姿よ

静岡県歌人協会総会に明朝早く静岡へ発つ

三ヶ月早くはないか台風が五月の内に襲い始める

台風が近づいている静岡へ明日(あす)出掛けるが無事帰りたし

5月28日(土)
 
次々と祝辞がつづく身障者福祉大会初の出席
 
予算案資料読みゆく支出の部役員手当て10%(十パー)カット
 
会員が少なくなれば収入の部も前年比12%(十二パー)減
 
会員が増えない原因は過度となる個人情報保護がからめり
 
帰り際市長寄り来て先日の寄付のお礼をそつなく言われる
 
5月27日(金)
 
大切なことを忘れていたんだよ畏(おそ)れることを信ずることを
 
政治家は一寸先が闇というその闇をこそ照らしてほしい
 
身障者福祉会の総会で会計報告代役をする
 
前年の予算と対比する手法なぜ実績と対比せぬのか
 
役所では実績よりも予算なり前年予算に基づき決める
 
実績に基づき予算を決めること歌人協会から改める
 

5月26日(木)
 
振り返り思ってみるに今日ひと日わたしは何をやったのだろう
 
少年の日の思い出は友達と遊びほうけておりしことのみ
 
うなぎなど採りたることも思い出す朝五時に起き罠上げに行きし
 
いつよりか川に入るに鑑札を求められたり興ざめをする
 
鮎うなぎ採らなくなって10年は経っただろうか罠はまだあるが
 
 5月25日(水)
 
午前中寒い雨降る火曜日を独り籠もりて歌作らんとす
 
長袖の下着をきれば心持こころなごみて居眠りをする
 
雑草の中に見出し一輪の黄花コスモス土産に帰る
 
雑草の中にひときは輝ける雨に明るい黄花コスモス
 
野の道の雑草の中に咲いていた黄花コスモス一輪を挿す
 
5月24日(火)

ハナミズキ葉のみになればヤマボウシその似たる花白く咲かせる

親の会の積み立て金より捻出の義捐金(ぎえんきん)持ち市役所へ行く

義捐金渡さんとして市長室初めて行けばカメラマンおり

偽善とは思わぬけれど義捐金渡すところを写されている

障害者高齢者こそ救わねば神の言葉のごとく聞きおり


5月23日(月)
 
実際はこんな小さな花なのだ母子草という名のみ覚えし
 
柿の木も栗の木も花付け始む世の中の為することなきや
 
初夏の風にのりくるかぐわしきこころを洗うみかんの香り
 
啄木が賢治が生きていたならばいかに歌うやこの惨状を
 
真昼間(まひるま)に庭を横切る猫じゃない鼻にま白き線が付いてる
 
鶏が昼間騒ぐはハクビシン庭に出没するためなるか
 

5月22日(日)
 
初夏(しょか)なるに冬の格好をして帰る施設の暮らしはいかなるか子よ
 
滾(たぎ)ちつつ川は流るる初夏の光をいっぱい身にあびながら
 
癲癇の症状が出てからなるや川避けている石投げもせぬ
 
今ごろはビンゴゲームをしておらんゼミの総会今年も欠席
 
総会に欠席すれば賞品に商品券を友に託せり

5月21日(土)
 
あじさいがまた来ましたとしとやかな青い顔してあいさつをする
 
初夏なのに心が寒い突然に津軽半島冬ゲーシーキー
 
ぼろぼろのピーターパンのこの絵本二十五歳の息子の宝
 
閉ざさるる心の中に年取らぬピーターパンが飛び回るらし
 
風強き今宵あたりは神風が吹きつのるらん福島あたりに
 

5月20日(金)

朝まだき丸い黄色い月なんだ魔法のような月がまだおる

馬となり疾駆しているたてがみを風になびかせ山山がおる

いっせいに小さな手のひら裏にして表にしては草木が笑う

わたくしとだれか話をしてくれよ花がすっかり去ってしまった

津波にはなけれど不況にさらわれて更地となった五階のホテルは

5月19日(木)

身障者年次総会準備のため今日九人で打ち合わせする

身障者に囲まれ会議をするときは今日もうとうと居眠りをする

身障者のこのくつろぎはユーモアは何処より来るか癒されている

身障者だからといってくじけないむしろわれより明るくみえる

その足が手が目が罪を犯すなら切捨てなさいとイエスは言った

5月18日(水)
 
何ゆえにかく拗(す)ねるのか酔うている暇があろうか賭けをする暇も
 
説教や理屈ではなし全て捨てペテロはイエスに従いにけり
 
宗教は理屈ではなし言葉でも目には見えない何かであろう
 
目に見えぬ耳に聞えぬ手に触れぬそれでもいるか神というもの
 
亡き人を祈りていたり余りにも恩を受けしを今ごろ知りぬ
 

5月17日(火)


すっきりと捨てられるのか整理することが出来るか心の中を

制約のなかで何とか歌つくり心の中はガラクタばかりか

シンプルな生活望むあれこれと欲を張るのは止めにしないか

身の周り物があふれてゆくばかりなんという人生を生きているんだ

くすぶれる恨み憎しみ怒りなどまずは捨てようシンプルライフ

5月16日(月)

なつかしき足跡のあるこの棚田かたくなにしてここに生きゆく

裏山にうの花白く輝きて季節は夏に傾きている

園庭をかたく鉄扉に閉ざしおり幼児の心に何教えるや

今日ひと日やるべきことをなしたるや他人(ひと)を助けること思いしや

わたくしは他人(ひと)を助けるために今何がなせるや何なすべきや

5月15日(日)

一握の砂の貴重さ啄木の発見したる一握の砂

助詞一つその使い方人間がその人自身出てくるんだよ

結局は自分の歌を作ることそれが一番それしかないんだ

拓郎も上手くはないが独特だその独特をわたしは愛す

5月13日(金)